2013-12-27

Padang Food Tigers / Lake Mary split (scissor trail edition)


scissor trail editionよりリリースされた7inchです。ここは前にJosh Masonさまがカセットをリリースしています(sold outですが、このカセットもとても良い) Padang Food TigersさまさまとLake Maryさまのスプリット。とてもきれいなジャケットです。

A面のPadang Food Tigersさまさまは、バンジョーをつま弾く音がちょっと切なく響く小さな曲。

B面のLake Maryさまは、これもバンジョーの音のアルペジオ?にストリングスの音が合わさる、とても美しくドラマチックな曲。すごく良いです。planted tapesからのリリースされたカセットで好きになったんですが、ますます大好きになりました。


bandcampでデジタルも買えます。とても美しいので朝なんかにぴったり。

2013-12-22

"he always made something special for me"


かなり今更な感じのまー君ニュース!

5月の来日ツアーで先行発売されたまー君のアルバム"along the way"が来年2月にdead oceansからリリースされることになりました!来年はこの愛があふれるアルバムが世界中でspreadされると思うと嬉しいです。わたしももちろん買います。

それとbandcampで2006年に制作されたクリスマスアルバムもupされています。家族や友達に捧げたものだそうで、discogsにも載ってなかったし知りませんでした。アコースティックギターの音がとてもあたたかく響いて、まー君がよく使う家族の会話なども挟み込まれた、とても素敵な作品。

それと、2010年にDeception Islandからリリースしたカセット"misunderstanding"もbandcampにupされています。わりと長めのとろける感じの作品です。

それとそれと、2007年12月6日にレコーディングしたとの事でtidingsから"trips through the park"のビデオが公開されました。
これは最初カセットでリリースされて後にweird forestからamethyst wavesと一緒に2枚組でヴァイナルとしてもリリースされています。どこもsold out状態なんですが、5月の来日での物販で並んでいたのでまだ在庫あるはず... 

今年は、年明けいきなりえめらるず解散して泣いたけど、ついに初めてまー君のライブが観れた上に京都でも2回目観れたり、しかも本人と少しおしゃべり出来たり、他にも嬉しい事があったり、ファンとしては感無量でした。彼の作品がきっかけでカセットの道に進んだ私にとっては、音楽を聴く事の素晴らしさを改めて感じたり、色んな事に気付いたり、出会いもあり、本当にまー君には心から感謝することばかりです。でもそれは私だけではなく、きっと世界中色んなところでそんな人たちがいるんだと思う。だからこうやって素晴らしい作品を作ってどこか誰かの人生を素敵なリボンで結びつけるような、そういうアーティストなんだなって、ますます尊敬する気持ちも大きくなります。改めてbig fan om himでよかったなと思う1年でした。

2013-12-21

disappear - Brandon Hurtado (carpi records)

素敵な作品のリリースを重ねるフランスのレーベルcarpi recordsから、Brandon Hurtadoさまことぶらんどん君の新しいカセットがリリースされました!写真の右側です。左はLost Trailさまのカセット。そして一緒にモナコのビンテージなポストカードと、"thanks! beast!"のメッセージも同封されていました。え、beast?? これは喜んでいいのか?とちょっと疑問ではありますが、オーナーさまありがとうございます!

カセットのアートワークはぶらんどん君のコラージュ作品。彼は素敵な写真もたくさん撮っていて、最近はコラージュ作品もtumblrで観ることができます。

春にリリースされた"Hotel"のような彼ならでは瑞々しい世界もありつつ、日常にあふれるノイズやボイスなどの素材を散りばめたり、今までの作品からグッとディープに深化したような世界観。この反復していく音の透明感がある感じや、いつもどこかしらで吹いているノイズの音、ざらざらしたメロディー、音の素材が今までより広がりのある感じで使われています。

ずっと向こうにある景色に、明かりがひとつひとつ灯るのを見つめているような、離れた視点もありつつ、ぶらんどん君らしいあたたかみももちろんあって、とても素晴らしい作品です。

精力的にsoundcloudでも新しい音源をupしていたり、ぜひとも注目してほしいアーティストです。たぶんこれからもっと面白い世界を見せてくれると思う。今年、彼の作品に出会えたことは自分の中ではとても大きな出来事だったり。これからもリリースを重ねていってほしいです。


カセットもまだ買えるみたい。carpi最近すごく好きです。

2013-12-01

Transitoriness - Nobuto Suda (organic industries)


以前にお知らせしていたNobuto Sudaさまの新しいアルバムです!こんな素敵なパッケージで届きました。ありがとうメッセージも入ってました。こちらこそありがとうございます。ちなみに一緒に写っているのは、最近仲間入りした同居人のKAWAII Dustinくんです。由来はもちろんあの人です。

このアルバム、ずっと毎日のように聴いています、仕事に行く前のちょっとゆっくりした時間に淹れたてのコーヒーを飲みながら聴くのがすごくしあわせ。ふんわりと寄り添ってくれます。

冬の早朝のまぶしい太陽の光のような、フィルターのかかった光を感じさせる音が何層にも重なっている中に、ギターのゆったりとした音、植物?が擦れる音、外の世界の音、どこまでも広がるような雄大な雰囲気があって、それがあたたかく包み込んでいるような、とても広がりのある世界。

あたたかくて、優しくて、ふわりと包み込んでくれて、丸みを帯びたしあわせな気持ちになる、静かなんだけど微笑みながら歌っていて、光に満ちています。

音と音の間にやわらかい隙間があって、そこに入ってみると、あたたかい恍惚感があります。

とても素晴らしいです。たくさんの人の耳に届いてほしい。1日の中でほんの少しでもいいから、この作品のような時間を持てることが、とても幸せなことなんだなってじわじわと実感できます。



2013-11-20

tonight is why - hakobune (psychonavigation)


アイルランドのレーベルよりリリースされましたhakobuneさま新しいアルバムです。アートワークはOhtaさんです。

この作品は39分超の1曲のみ。長尺でhakobuneさんの音の世界をじっくり味わえるなんて~、と嬉しくてふるふるしました。ちなみにこんな感じ。

静かな祈りを湛えるようなギターの伸びやかな音に、意識を奥深くまで進めるドローンな音、曇り空の上空に吹いている風のようなノイズがふんわりとかぶさって、どこまでもどこまでも、静かに波打つように、音の液体が身体をゆらゆらと浮かび上がらせて、遠くまで運んでゆきます。

hakobuneさんの作品を聴いていると、よく光に照らされたステンドグラスのような透明感のある色が見えるんだけど、この作品はちょっともったりとした深い青が見えました。何というか、すごく遠くまでまっすぐに静かに伝わるエネルギーを持っているような、濃くて深い青です。

そして、やっぱり深い森のにおいがするような、奥深い世界観があります。

ひんやりしていて、でもふんわりとあたたかい粒子が舞う瞬間もあり、hakobuneさんの素晴らしい世界をじっくり堪能できる素敵な作品です。

meditationsさんはじめ、まだまだ購入可能ですので、皆様ぜひに!

2013-11-16

Guwez / Yzurm - Takamitsu Ohta (self help tapes)


tobira recordsの作品の装丁などを手掛けていらっしゃるTakamitsu Ohtaさまの初の音楽作品です。以前にも書いたように、Brad Roseお墨付きです!カセット、CDR共にsold outしているのですが、bandcampからデジタルで買えますので、皆様ぜひに。



(ちなみに↑の写真に一緒に写っているのは、同居人のZARAたんです。今年の夏に京都水族館で買った特大オオサンショウウオのぬいぐるみ。スカーフ巻いておめかししています)

採集してきた石などの素材を用いてもう一度その環境を再構築するという、music concrete な作品。何と編集は一切加えられていないとのこと!びっくり。

これは何を使った音なんだろう、ずっと向こうで聴こえる音は何だろう、どんな形の石が音を出しているんだろう、って考えながら、目をつむってこの世界に入り込んでいくと、ある自然風景の中に溶け込んだような感覚になる。人間以外の生き物や植物や肌をなでる風が奏でる音が、人間の手で再現する(身の周りの自然の素材を用いて)というのが、とても面白いし、目の前にふわりと風景が浮かんできます。朝早い時間にこれを川に持っていって、目の前の川のせせらぎの音と混ぜながら聴いてみたいなって思いました。

自然の音って、どんな状況でも体の中に溶けていく、でもそれを作品として(しかもこの作品のように再構築した音を使って)形づけていくことって、すごく繊細な感覚じゃないと難しいと思います。自然に対する大田氏の眼差しが感じられるような作品です。すごく素敵。

2013-11-14

superfluere - Sunny Dunes (seconds records)



フランスseconds recordsの5番目のリリース。レーベルオーナーのMikaさん aka Sunny Dunesさまの作品です。今回のJカードはナイスなジャパニーズ緊縛です。Mikaさんのビンテージポルノな写真のピックアップはいつも素敵。30部ちょっとかなと思っていたら、今回は14部限定のカセットでした。事前にメールでお願いしていたので無事に購入できました。よかった。

A面はもうもうと立ち込める電子音の煙があたりを包み込み、雨で濡れた地面を光が照らしているような、近未来都市の裏路地のような切なさに満ちている、そんな世界です。まっすぐに伸びていくシンセのドローンと背景に組み込まれた様々な音の配置、映像が浮かび上がるような組み合わせは、Mikaさんならではというか、いつも素晴らしいなって思います。

B面はクローズした空間に鳴り響く電子音のゆらめき。ところどころに小さなノイズのゆらぎがある瞬間だったり、こちらは地下に内にこもった世界です。こういう雰囲気もMikaさんの作品の素敵な部分だと思います。


コンスタントにリリースを重ねているseconds recordsですが、11月にも控えています!これが今年最後になるのかな。

今回の作品もすごく素敵でした。merci Mika-san all the time!

hypnose - Discipline (seconds records)


届いたのはもうだいぶ前なんですが、ここのレーベルの作品は全部紹介していこうと思っているので。フランスのMikaさん主催レーベルseconds recordsの4番目のリリースです。(ここの作品を1番目から全部持っているのは、日本ではわたしだけなんじゃないかと自負しておりますですよ)


この作品はDisciplineさま、知らなかったのですが、Joseph Ghosnという方。bandcampでひとつだけ作品がupされています。

あわせて90分とカセットにしてはたっぷりな作品。
A面は夜のひんやりしたシンセのドローンに、低音からメロディーが徐々にゆらめいて変化していきます。ずっとひんやり冷たいんだけど、どこか神々しい雰囲気もあり、暗さの中に美しさがあります。

B面は、薄い音がいくつも重なってさざ波のようにゆれているドローン。これといって派手な動きはないんだけど、ゆっくりとその音の揺れが沈み込んでいくような、すうっと吸い込まれるような世界です。

とても静かで、暗いかもしれないけど、ひんやりとした空気が伝わる素敵な作品です。そして相変わらず丁寧でグッとくる装丁。Mikaさんいつも素敵な作品をありがとう!

2013-11-09

what is a snow board??

thinking about it from Brandon H on Vimeo.

フランスのcarpi recordsより今年最後のリリースのプレオーダー始まりました!来週から発送になるそうです。レーベルの人からFBでありがとうってメッセージいただきました。こちらこそいつも素敵な作品を本当にありがとうございます。

ぶらんどん君ことBrandon Hurtadoの新しいカセットも(↑の映像の音楽です)この作品では新しいアプローチを試みているみたい。とても楽しみ♡ 何度も書くけどぶらんどん君、とても素敵な男の子です(メール越しだけど)作品も素晴らしいので、気になる方はbandcampチェックしてみてください~。日本のカルチャーに興味があるみたいなので、日本人リスナーが増えたらきっと喜ぶと思います。

それと憧れの地モントリオールの男前さまギャロさんことHobo CubesとPanabriteさまのスプリットも出ましたよ。

CDRは残りわずか。送料合わせて$30ちょっとぐらいでした。コルトレーンのsaxってやはり影響大きいんですね。まー君もEmeraldsでのライブではコルトレーンを参照にしている、みたいな発言もしていたし。

そして!そして!organic industriesよりNobuto Sudaさまの新しい作品がリリースされましたよ~~~!!!

フィジカルは50部限定。聴かれた方によるととても秀逸でした、との事。

tobira繋がりではhakobuneさんのカセットでリリースされた"a distant loss"が新曲を追加してCDで再発されることになりました。これはもうすぐ出るはず。個人的にとてもお気に入りのカセットなので、嬉しい再発です。


情緒不安定も仕事も落ち着いたし、またぼちぼち色々と書いていきます。

でも今は、プレオーダーしたのに3ヶ月以上待たされた(というか忘れ去られていたのか何なのか)、まー君の12"がやっとやっとやっと届いたので、ひとまずこの素敵な音に埋もれてしあわせ気分に浸ります((: 催促メール2回目でちょっと怒ってるよアピールでやっと届きました涙 夏に頼んだものが秋の終わりに届くなんて、どんだけお待たせする気なんでしょう。泣き寝入りダメゼッタイ。

最後に、京都の人が紹介していたd'Eonの新しいのめっちゃ良い!


2013-10-27

kyon2



このきょんきょん様めっちゃかわいい。


カセットなど音楽、鳥、まー君、毎日のお弁当のレシピ、いい匂い、

の事ばっかりここ最近は考えて過ごしています。

11月もすごく楽しみな事が待っているからうきうきそわそわ。

2013-10-17

Brad Rose picked up Ohta-san's cassette!!!



↑朝霧JAMでのまー君です。この日がお誕生日だった妹さんへ捧げたそうです。HEIWA~

昨日の夜中から今日もずっと大騒ぎだったのですが、お馴染みdigitalisのボスBrad Roseが毎月FACT magazineにて連載している"caught on tape"にて、tobira recordやhakobuneさんの作品や冷泉さんの作品などでアートワークを担当している、Ohta氏のカセットが取り上げられています!!! すごい!!!! めでたい!!! 昨日記事がupされてすぐ読んで思わず「すーごーいーー!!!」と絶叫しました。自分の事のようにとっても嬉しい。わたしもこのカセット注文しているので届くのが楽しみです。カセットは残りわずかなので、興味ある方は急いで注文してくださいね。そしてぜひとも感想を届けてください~。

そんなdigitalis繋がりで脳みそアイスクリーム溶けちゃうなJerry Paperさまの新しい作品がオーダー可能になりました。アートワークも含めて今回も良さそう♡

この前のカセットもすごく良かったし、個人的にちょっと素敵な思い出があったりして、ジェリーさんには一生頭が上がらないです。というか猛烈にありがとうございますって言いたい。

それと!だいすきで尊敬しておりますNobuto Suda氏がOrganic Industriesからアルバムをリリースされます~~~嬉しい~~~超楽しみ~~~



そういえば、先日のOILでdirty dirtさんとまー君と3人でおしゃべりしている時にKAWAII BOYSの話題になって、5月に来日した時にダスティンのお家で色々とセッションしたりレコーディングしてとても楽しくて素晴らしかったと。今度はダスティンが今アメリカにいるので、まー君が戻ったら、また色々とやると思う、みたいな事を話してくれました。ほんとにKAWAII BOYSの作品が誕生するのかも...!きゃー。とても楽しみです。

何日経ってもまだまだ余韻引きずりまくっている日々なのでした。

2013-10-16

Mark McGuire at OIL Kyoto, 14102013


先日の10月14日に京都OILでのMark McGuireのライブに行ってきましたー!!

会場に向かう前に、meditationsさんへお買い物とお土産を渡しに立ち寄り、そこで弾丸で東京よりいらっしゃったdirty dirtさんとお会いしましたー♡ twitterで京都来たよ!って見てからテンションあがりまくりで、お会いできてほんと嬉しかったです。カセットや音楽のこともいっぱいお話できたり、盛大なでれでれノロケ話もお伺いすることができて、とても楽しかった♡ また今度お会いする時はゆっくり色々とお話したいです。

で、一緒にOILに行ってキャッシャーにいると、いきなり、まー君が。ぎゃ!!

演奏の前にまー君と少しだけおしゃべり。京都はとてもbeautifulでpeacefulだから大好きなんだそうです。わたしがinstagramでupした写真のこと覚えてますか?って聞いたら、もちろん!こんなポーズのやつでしょ?って。きゃふん♡ LAのラジオに出た時の演奏すごく良かったって言うと、あれ聴いたの?君はこの中でいちばんのファンだよーって言ってくれたり。ありがとうございます。死ぬほど大好き大ファンです。

ディレイたっぷりのギターの音を重ねて壁が作られてわりと落ち着いた静かな感じで始まり、そして「この音楽は平和のために」という言葉と、the instinctのPVにも使われた美しい色んな映像、5月のライブの時にも流れたまー君のお父様の若い頃の映像や家族の映像をバックに、"along the way"の冒頭の部分。時々映像の中のお父さんを観ながら微笑んで演奏している姿が印象的でした。5月の時よりちょっとシンプルな構成になっているけど、ビートもまた変化していたり、よりギターの音が中心になっていたり。この曲の壮大な感じや愛があふれている感じがほんと大好きで、5月の時からアルバムをずっと聴き込んでからの状態で再びライブで聴くと、改めて美しいなーって感動しました。

そして、"for the friendship"が始まる前に「今日は遠いところからも来てくれた人たちがいてとても嬉しい」と言って、5月にライブをした新潟の方たちのことに触れて、「長崎からも来てくれたよ」ってわたしの事も触れてくれたのです...きゅん死。ほんとに嬉しかった。tidings IIIでも使われたアレイスター・クロウリー「法の書」の朗読を効果的に使った、HEIWAな美しさがどこまでも続いていく演奏は、涙なしでは聴けませんでした... ビートもまたいい具合に跳ねていて。

アンコールは、まー君の真骨頂ともいえるマジカルなギターの圧倒的な演奏。たぶんこれが新曲のfuck the police?かも。始まる前に、いざライブやりだすとインプロビゼーションでどんどん進んでいくからね~って言ってたけど、わたしが聴いたラジオの演奏より、もっともっと音が細かく詰め込まれていて、最後はすんごい世界に進んでた。ああ、ほんとこの人ってギターうまいし耳がいいんだなって改めて実感した。


終わってから、もうとにかく感動したので汚い言葉だけど思わずfucking awesomeだったよー!!!って話し掛けて、from Nagasakiって聞こえて嬉しかったありがとうってhugしました。何か、わたしのサイズはhugするのにちょうど良いサイズみたいです((照 

何と使ったピックをくれたり、こっそりだけどウイスキーを振る舞ってくれたり、他にもたくさん楽しいことだらけでした。酔っ払い気味のまー君超かわいいかっこいい♡ 後日「楽しかったね!遠いところから来てくれてありがとう!」って嬉しい言葉もいただけました。また来年も日本に京都に来てね。駆けつけるからねー!!!

2013-09-09

mama cake



ここ2週間ぐらい、もう苦しくて苦しくて、辛くて、泣いてばっかり。

あるお姉さまにも「そんな風なみゆきちゃん初めて見た!」と驚かれるぐらい、何かもう、めそめそっぷりがひどくて、自分でも頭がぐちゃぐちゃでよくわからない、こんな苦しい乙女座シーズンはじめてです。良い方向へ向かうといいんだけど、こればっかりは、自分だけではどうしようもできないから、悩みも深い。

年々テンション下がる誕生日も近づいてきました。

そんな9月14日に、延期になっていた"917783"の第1回目がスタートです、わたくし今から頑張ってカセットの頭出しをしていきます。長崎の方ぜひ遊びに来てください。ペンギンカフェをアンビエント・ドローンの森にするべく、あれこれ持っていきます。

それと、翌週の23日に同じくペンギンカフェにて、いつもお世話になっているT.B.さんのOzaki Koichi名義でのアルバム"refost13"(9月22日にp*disから出ます)のリリパもあるです!わたしも少しだけDJします。テキーラを被弾しないようにしなければ。あと空気ぶっ壊さないように気を付けなければ・・・(去年ぶっ壊してテキーラ被弾した苦い思い出が)

まあ、めそめそしていますが、来月はまー君です、それを考えると気持ち悪くウフフ♡ってなります。今からがんばって英語覚えよう。まさに今年の乙女座のど真ん中を過ごしている感が。

2013-08-30

lets call him ma-kun,again!!



まー君ニュース!!大ニュース!!!

Mark McGuireが来日します!

night cruising presentsで10月14日に京都OILにて!

きゃあきゃあきゃあ♡♡♡

わたしはもちろん行きまーす!!

2013-08-29

a warm dark glow - the nether dawn (Yōgoh Record)


今年より東京でスタートした影向レコードの第2弾リリースです。
名前が入ったカードも同封されていました。嬉しい。増渕さんありがとうございます!

NZのベテランアーティストAntomy Miltonのサイドプロジェクトで、100年程前の軍事格納庫で録音した音とヴァイオリンの演奏を多重録音したものだそうです。

程よい残響音とアヴァンギャルドなヴァイオンの音の融合は、埃が舞う時が止まった古い部屋の空気が閉じ込められていて、緊張と弛緩の絶妙なバランスだったり、胸に迫るメロディーで圧倒されたり、本当にとても素晴らしい作品です。ラストの"warm dark glow"はショートムービーのようなドラマチックさです。

DNAに刻み込まれたような、古くから根ざしているカントリーだったりブルースだったりフォークだったり、そういうにおいにどうしても心惹かれます。この作品はそういう部分と実験的な音の響きが、すごく自然に混ざり合っていて、まさに彼の「真夜中のドローンブルース」という言葉がぴったり当てはまります。(この作品についてのインタビューも併せてチェックを!)

ぜひたくさんの方に聴いてほしい!本当に素晴らしいです。



2013-08-28

split - Keith Fullerton Whitman / Floris Vanhoof, spectral life - Terrence Hannum (shelter press)



shelter pressのリリースです。フランスからって書いてあって、?と思ったら拠点が移ったんですね。

まずはsplitのA面のWhitmanさま。4つの組曲構成で、もうさすがというか、音のひとつひとつが輝いていてそれがとてもきれいに浮遊しています。ドラム、メロディ、ピュンピュンな効果音、それが最後に合わさり、明るいカラフルなビーズが振動しているような世界に。至極の電子音です。


B面はばんばんさんことVanhoofさま。こちらは1曲のみの構成。彼ならではの不思議で捉えどころのない世界、宇宙から深海から、真夜中の森の暗闇から、誰かさんの混乱した頭の中から、発信される電子音をキャッチして奏でているような。やっぱりこの人不思議だなあって思います。


ばんばんさん、大好きです、ふしぎ全開で。


もうひとつは、Terrence HannumさまのLPデビュー!な作品。こちらは先着100部限定で、テレンスさんのドローイングのzineが付いてます!レーベルの雰囲気と非常にマッチした内容です。

A面は、今年の初めに届いたBelatenからのカセットよりも、落ち着いた感じもありつつ、やはり暗黒に冷たく鋭い閃光が見えたり、煙がもうもうと立ち込めるようなドローンだったり。

そしてシンバル?の音から始まるB面が素晴らしい!冷たく青白い空間で頭上から降り注ぐ太陽の光を浴びているような透明感あふれる、ドローンな音のうねり。シンセの音がふくらみ収束していく様子は、大きな海がゆっくりと波だっているよう。感情が揺さぶられます。本当にとても素敵。


まだどちらもレーベルに注文できるみたいです。ここはアートワークもすごくきれいで大好き。気になる方はぜひぜひ。

2013-08-21

city of echoes



先週末はお盆休みで京都に帰ってました!

念願の京都水族館に行ったり、鮎の塩焼きドッグ食べたり(養老氏が講演されていてびっくりした)、わらび餅買いに行ったり、父とビール飲みに行ったり、妹にご飯作ったり、母がどハマりしている「あまちゃん」を観たり(噂通り面白そうなドラマだった)、久しぶりにゆっくり過ごせました。

それと!恐れ多くもTobira recordsの方たちとおいしいヴィーガン料理とお酒をご一緒して、鴨川でchillったりすごく楽しかったです。ありがとうございました。今年の夏のいちばんの思い出。わたしがいちばん飲んでて酔っ払ってたけど・・・普段ほとんどカセットのことや音楽のこと話すこともないので、色んなことお話できて楽しかった。京都の人、本当にありがとうございます。

meditationsさんにもちょっとだけお邪魔してきました。インドと京都だとどっちが暑いんですか?て聞いたら、インドの方が暑いと仰ってたので、絶対に住めないと思った。カセットいっぱいありましたよ~。Hanson Recordsからリリースされた、Emeraldsのカセットもふたつ置いてあったので気になる人はぜひお店に!あれすごくどろどろしててかっこいいです。それに最近ロシアのレーベルから出たhakobuneさまのカセットもばっちり置いてました◎

今度帰るのは年末年始かなー、もう明日にでもまた帰りたいぐらい。


2013-08-15

kill the radio



Mark McGuireことまー君が先日にLAのDung Mummy Radioで演奏した時の音源が公開されています!

↑のyoutubeでは演奏の部分のみ、放送音源はこちらでDL可能です。

58:30あたりに最初の演奏、新曲と"Along the Way"の冒頭のパートも演奏してます。

1:53:27あたりからインタビュー。新しいアルバムのことや、今後の予定、他にも何か色々しゃべってます(たぶんカセットのことも)わたしの耳ではあまり詳しく聞きとれません・・・

2:30:44からもうひとつ演奏。これがもうキラキラしていてすごくよい!!と思っていたら、またまー君色々としゃべってます。ペダルを使った演奏についてなどなど。楽しかったんだね・・・今まで、まー君って寡黙な人なのかなと思ってたんですが、話し出すと止まらない系の人っぽくて。

Mark McGuireファンの皆様ぜひともチェックしてみてください。

さて、まー君は現在ヨーロッパをまわっています。wastelandsではNate YoungのTシャツ着てライブしてた!別の場所でもFloris Vanhoofさまとgigしているみたい。何て贅沢な組み合わせなの・・・9月はオーストラリアでいくつかgigをする予定みたいです。

それと、新潟でのインタビューがupされています。ぜひともOPNとのskyrampsを再発してくれないでしょうか。

そしてもうひとつ、本当はEmeraldsで出演するはずだった(その後解散してしまったけども、まー君も出演予定だったのにキャンセルしちゃった)今年のTAICOCLUBでの、Steveのライブの模様がupされました。彼のライブ映像はけっこう貴重かと思います。

Steveは9月にeMEGOから未発表音源などをまとめたアルバムをリリースします。楽しみ!


2013-08-14

Wash, then Dance // Never Soon - Sunny Dunes (carpi records)


フランスのcarpi recordsより、同じくフランスのSunny DunesさまことMikaさんのリリースです。ペイントはMikaさんご本人によるもの。carpi初のダブルカセットです!お知らせを見てからすごーく楽しみにしてました。

この作品が今までのリリースでいちばん素晴らしく、そして聴きごたえのあるものではないかな、と思います。

今までのような地下の暗黒さをにじませつつも、たとえば眠れない日の夜のぬるぬるっとした空気感や、レコードを聴いていて針が飛んだ時の一瞬のゆらぎが持続したような浮遊感、深夜に音楽もかけずに車で暗い道を走っているようなもったりした疾走感、

Mikaさんの絶妙なたくさんの音の配置に、シンセの音がぶわっと広がっていく。ただ無限に広がっているのかというと、そうではなくて、うまいことコントロールされている。エキゾチックなビートが入っていたり、一気に色んな展開が出てきて、これまで以上にビートを強調している曲もあるし(最近のHobo Cubesさまを彷彿とさせる感じ)、気合いがこもっているのが伝わります。

これからも追っかけます!

2013-07-30

what are you smiling for?



まー君ニュース!

Mark McGuireことまー君の新しいアルバム"along the way"から12インチのプレオーダー始まりました。new images limitedからリリースです。たぶん↑も収録されるのではないかと。違ってたらごめんなさい。

それと、今までDJする時に使っていたThe Road Chief名義でのEPがリリースされました。これからはこっちの名義でもリリースしていくとか。omega supremeからカセットで出さないかなあ。出してほしいな・・・ファンキーにギター弾いてる!みたいなこと言ってたし。


bandcampから買えます◎


islands of the moon and sun - Tuluum Shimmering, brain sink - Journey of Mind (worn habit)








worn habitから届きました。このレーベルってhouse of sunのサブ?レーベルな位置づけだと解釈してたんですが、いつの間にかhouse of sunのサイトが消滅していて、こっちがメインになったのかなー、どうなんでしょう。

まずTuluum Shimmeringさま、今までちょっとこの人の音はあまり自分の中でピンときてなかったんですが、このカセットを聴いて「好きかも!」と。A面はトライバルなずんどこリズムが心地よく続いていく、ふしぎな楽器ぽこぽこ系。フルートの音が鳥のさえずりのように赤やオレンジにと波打つリズムを彩っています。B面はいくつも重なるギターの音が、遠近感をもって鳴っていて、とても心地よいです。すごく開放的で、古いブルースのようなざらざらした砂埃のようなにおいがあって、どこかあたたかい。

もうひとつがsunk seriesでおなじみJimmy Billinghamさまの別名義journey of mindのかなり短いカセット。A面は不安定にひゅるひゅるヒューヒュー吹いている音に、どこかさみしげなメロディ(これ有名なクラシックの曲のアレンジなんですかね)、B面はぐらっぐらにゆらゆらにメロディーが漂う、今までの作品よりさらにlo-fiさを増したような、白昼夢な音です。背後のがちゃがちゃした音との混じり合い具合が、よい眠りを引き出します・・・

どちらもsold outみたいですが、tomentosaに入荷するみたいですね。山猫カセットさんには入らないのかな。

2013-07-25

the ballad of hollis brown





祝マイゴッドBjorkちゃん来日。

夏はやっぱりHomogenicです。血が沸騰して泡立つビートと、ナイフで腕を切るようなストリングスの音と、身体の中心に響き渡るビヨ様の声、夏のまぶしい日差しにぴったり合います。

ここ1週間ぐらい気分が落ち込む時間が多くて、久しぶりにずっと死にたい死にたいとまじめに思い詰めながら、何だか妙にみじめな気持ちで、すごく嫌だった、夏はいつもこんな調子でひとつも楽しくないんだけど、今日は久しぶりに人込みの中で頭がパニックして焦ったけど、

他人の中にわたしがいて、わたしの中にも他人がいて、

ちゃんと他人の中にいるわたしを自覚しなければいけないな、と反省しました。長女コンプレックスがひどくていつもトトロ観たら泣いちゃうんだけど、たまにはばっさりとポジティブに生きていかなければだめだ、うりゃうりゃうりゃと思ったのでした。

しかし、あの恋愛テクニック的な指図あれこれを読むのは、楽しいな。自分がどれだけ空っぽな人間なのか痛感して辛い瞬間あるけど。

さて、3日間でカセット14本も届いたので(vinylは2枚)、週末までには全部聴くぞー。

2013-07-21

anhydride tapes - Sunny Dunes (la cohu)


カナダから届いたMikaさんことSunny Dunesさまのカセットです!

ケイト・モスがポロリしちゃっているこのジャケット、いいですね、The Ritaのエマ・ワトソンが堂々と載っているジャケットを思い出しました(そういえばあれ買ってないな・・・)

どんどん地下暗黒シンセな感じに進んでいっているような感じだけど、このカセットもまた出口に到達することなく、どろどろと進んでいきます。夜遅くに、人がたくさんいる地下鉄の駅をずっと黙って歩き続けているような閉塞感を煽っている気配。今までのよりもっとダークな世界です。

B面はそれこそ地下鉄で録音したのかな?と思うようなフィールドレコーディングの音が表面にまぶされていて、そこに暗ーいシンセのループが唸っていて、とてもかっこよい。Mikaさんの塗りつぶしたようなこのダークな感じ、だいすきです。


ちなみにMikaさんのレーベルsecond recordsの次のリリースは8月15日だそうです。次はピンク色のカセット!

vuoi vuoi me



そこそこ大人になると今日みたいな選挙の日ってほんとゲロ吐きそう。

2013-07-18

sub pop silver jubilee






sub pop silver jubileeに参加しているMark McGuireことまー君です。

内股くにゃくにゃして弾く姿に胸きゅん。

しかしすごい違和感・・・


RIP Dave Twomey





2013-07-15

portrait



夜風にあたりながらモヒート飲みたくなった

何て素敵な音なんだろう


get me out of here




get me out of here - Mark McGuire

label: durable stimuli
released: Apr. 2010
limited 150(c30)

discogsで買いました・・・♡

このカセットに入ってるの"a young persons guide..."にも収録されてなくって、どうしても欲しかったのです。これはまー君節全開のループやディレイたっぷりの内容。とてもよいです。

ずっとskyramps(Daniel Lopatinと一緒にやったやつ)も探しているけど、なかなか、限定数が少ないものは出てこないもんですね。

ちなみにDLコードついてたけど、やっぱり使えなかった笑

2013-07-14

slow midnight - strange mountain (lillerne)


ジャカルタの作家strange mountainさまことMarcel Theeさまのカセットです。この方初めて買いました。free weedやdolphin tearsなどが過去にもリリースしているシカゴのレーベルlillereneより50部限定。ここのサイトってびっくりするぐらいシンプルですね。

日差しを浴びながら溶けていくような、脳みそアイスクリームなアンビエント。ローファイなゆらゆらがとても心地よいです。あたたかな音の中にひやりと浮かび上がる高音の線。波の音などのフィールドレコーディングの音や、時折耳をかすめるノイズが、とても絶妙なバランスで配置されていて、とても広がりのある世界。
落ち着きます・・・森をハイキングしながら聴きたいです。


2013-07-13

you would DIE DIE DIE DIE





↑夏になると必ず聴きたくなる。

STUDIOのアルバムはほんと気持ち良い。
解散しちゃったけど。

暑さに負けてエアコンつけました。扇風機だけじゃ溶けちゃう。

dirty dirtさんじゃないけど、私も4つ打ちを今も聴き続けていたら、ちょっとはモテていたのかなあ。でもあの頃もオタク気質全開で気持ち悪かったから、やっぱり無理かも。

クラブでテキーラを飲んでゲロ吐いてた私は今ではお家でウイスキー飲みながらカセットを聴きます。夜遊びは今でも大好きです。大人になったのでもう吐くほど飲みません。

今朝起きたらjackie o motherfuckerがカセット出してました。

experimediaより購入できます。これ新しいのかな?

Josh Masonさまがscissor trail editionsよりカセットをリリース。50部限定です。今回もめっちゃ素敵です。他のリリースより少ないですので急いで!

人生にはどうしても逃れられない瞬間がありますね。

それとspace slaveのバッチきました。早くもこれが今年最後だそうで一気に8本リリースの$75です。うっひょー。ちょっとびびるお値段だけど妥当です。日本から購入される時はスムーズに発送できるようにpaypalで支払う時にしっかりと英語表記での住所を書きましょう。

この前お届けしてもらったばかりのshelter pressから今度はTerrence HannumさまのLPが。

かっこええ。

Former Selvesさまも精力的にリリース。bridgetownよりKevin GreensponさまとのスプリットLPです。やっぱり気持ちよいなあ。水族館で聴きたい。


そして最後にしつこいですが、Brandon HurtadoさまのCDRがリリースされています。

とても素晴らしい作品なので、ぜひフィジカルで手にとってほしいです。とっても素敵な男の子なんです、ぶらんどん君。個人的にこれからたくさんリリースが出てほしいなって思う。

飲みながら書いていたら酔ってきた。もう寝よう。



2013-07-08

"we've waited 77 years for this"



二日酔いで気持ち悪いけど乾杯して寝ます。


2013-07-05

90210







The Courtneysのアルバム届いたあああ♡♡♡

バンクーバーの素敵ーヌな女の子3人組!

キアヌ・リーヴス好きかと思いきや、ほんとはスクラップブック作っちゃうぐらい熱烈にハリソン・フォードが大好きだったり。


何ていうか、クラスの中では決していちばん華やか!ていう存在ではない、ちょっと独特な感じの女の子たちが学校の外でめちゃくちゃキュートにはじけているような甘酸っぱさ、

すっかりメロメロです♡♡♡

2013-07-02

butterfly batch (watery starve)


先日に届きました!Lynn Fisterさんことaloonalunaさまのレーベルwatery starveからbutterfly batchでカセットみっつです。昔の雑誌の切り抜き?に包まれたカセットのJカードには、それぞれ本物のちょうちょの羽が貼っつけてあります、遠くで見る限り写真で見る限りではとてもきれいです、しかし間近で見るとけっこうえげつない・・・ちょうちょがとにかく苦手なので、いちばん右のAnt'lrdさまのは絵が見えないぐらいの巨大な羽で、思わず悲鳴が。鱗粉もたっぷりなので今回ばかりはにおいくんくんも禁止です。

ちなみに制作の様子は先日にtabs outで特集されてました。
黙々とこれを作るってすごいわ・・・絶対無理だわ・・・

まず左より、Jane Janeさま。
かわいらしいエレクトロニカな感じのメロディとビート。でもそれがざらざらとへろへろしているところがゆるくって良いです。B面1曲目はNick Drake "know"のカバー。Gary Numanがぐでぐでに酔っ払って宅録したかのような雰囲気です(すごく無理やりな例え)

真ん中はたにえるしゃんことThaniel Ion Leeさま。
とてもゆっくりとゆらめきながら、霧のような雨が少しずつ地面を濡らすように、ぼやけた青と灰色の音が広がります。影が深く大きくなるんだけど、音の粒がきらきらと光っていて、その対比がとても美しい。たにえるしゃんの音は、音の持つイメージの高低差が大きくて、そのダイナミックな波の動きや色の変化が本当に素敵です。そして静かで深い祈り。短いのがちょっと残念。ちなみに私はこのカセットにちょうちょの身が付いていました・・・

右の巨大な羽でケースに鱗粉たっぷり付着なのはAnt'lrdさま。
もうどんぴしゃりです。ぼんやりふんわりと漂うあたたかいドローンにフィールドレコーディングの音。向こうから聴こえてくるギターの音。夢の中で日がまぶしく差し込む森を歩いている系の、こういう感じ、本当に大好きです。B面は森から抜け出して光の世界へ飛んだ感じ。人工的な光の線が降り注いだような壁を見つめている。最後は映画のラストシーンのように美しいです。このカセットはかなりのヒット。


しかし本物の羽はどうやって調達したんでしょうか。まさか採集から始めたんでしょうか。そしてそれをひとつひとつむしって・・・(鳥肌) でも、わざわざ漢字で名前を書いてくれていたり、♡をつけてくれてたり、宛名ですらラブリーでした。素敵なカセットたちをありがとうございます。

2013-06-29

i hope my office burning down



ジムさん・オルーク曰く、talking headsの初期の歌詞は本当に素晴らしい、でも日本語訳は最悪です、なんだそうだ。ちなみに一緒にタバコ吸ってたら「女の子がタバコ吸っちゃだめだよ」と言われたので、「いやジムさんも吸ってるじゃないですか」とつっこむと、「僕は35歳から吸い始めたから!」って、訳わかんない理屈を言われました。

Mark McGuireことまー君のインタビュー!(※英語です)

まー君は19ページからです。面白いことをしゃべっているのでぜひ。この写真はすごくかっこよく写ってますね。というか、まー君はいつもかっこいいんですけどね。

フランスのcarpi recordsから、ミカさんことsunny dunesさまリリース、7月12日の予定です。


そろそろ917783の準備もしなきゃなんだけど、仕事がいよいよ大変な状況に、ほんとにガンギマリじゃないと働けない気がしてきた。頭が壊れるのとキマるのは別腹です。

2013-06-25

upset alert



15 questionsでのhakobuneさまのインタビュー!

カセットを聴きながらじっくり読みまうす(※英語です)
もうすぐDRONARIVMからカセットをリリースするそうです。


ウィンブルドンが始まりました。2週間みっちりテニス観戦です。しかし1時間前出勤が当たり前のような雰囲気になってて、白目むきながら誰かをぶん殴ってやりたいです、今抱えている仕事はどんだけ残業すれば終わるんだろう。疲れて帰ってくるのでなかなかお弁当も作れないから悲しい。

constellation tatsuことしー辰のバッチは7月2日です。white poppyさま、alloonalunaさま/motion sickness of time travelさまの麗しスプリット、saw lieuさま が今回の内容。いやん♡ちなみに8月のバッチはpanabriteさまことパナブーがくるようです。


7月1日はぶらんどん君ことBrandon Hurtadoさまの"bonfires nobody"がフィジカルリリースされる予定です。とても素敵な作品なので皆様ぜひに(だいすきなので勝手にこっそり宣伝)


それと先になりますが9月にJosh MasonさまがフランスのSEMからリリースするとのこと。

dirty dirtさんのところにも書いてありましたが、Brad Roseが選ぶ2013年上半期のベスト、やっぱりじょしゅさんの"the symbiont"入ってますね。いえーい:))

日本には発送しません、とお断りされたKi Choquetteさまの作品。bandcampで買いました。やっぱりすごく素敵で余計にカセットで欲しくなりました・・・


先ほどナダルがMASSACREの初戦ストレート負けという、信じられない事実に茫然としつつも、そろそろ寝よう。

↑マサカーといえばやっぱりメタルの方のこれでしょう

2013-06-23

A house, Behind a hill (patient sounds), Landscape Suicide (carpi records) - Ki Choquette


マサチューセッツの作家Ki Choquetteさまのカセットふたつです。patient soundsからのはmeditationsさんで、carpi recordsからのは山猫カセットさん(初めて注文した!)で。

まずA house,,,は、森の中で遠くの方からチェーンソーのような音が聴こえてくるような音がかぶさってギターが心地よくループするドローン。そしてB面はギターの音や細かなひっかき音やさらさらと広がるシンセ?の音が、とてもとても美しく混ざり合っている至福のアンビエント。このB面とにかく素晴らしいです。ぞわぞわするぐらい素敵。お家の中が太陽のにおいでいっぱいになったような、きらきらと、しあわせが狭い空間に閉じ込められたような。

Landscape,,,は、短い作品だけど、ぼんやりと記憶に残っている夢を日記に綴っているような、こちらの方がよりささやかな音です。ギターが中心のうすぐもりなlo-fiな音。川が静かに流れていくように、美しいアンビエントが流れていきます。

このふたつのカセットに感動しまくって、他のカセットも注文しようとしたら「日本へは発送してません」と断られた。泣く泣くbandcampで我慢します・・・

そして今回やっと初めて山猫カセットさんに注文しました!にゃんこカードGETだぜ。しかも1920年代のハワイアンミュージックのCDRをおまけでつけてくれるという親切サービスまで!古い音楽が大好きなのでどストライクでした。嬉しすぎますニャ。ありがとうございます。

山猫カセットさんからの封筒の後ろにもにゃんこ。ニャー!

2013-06-22

wushurp



Mark McGuireことまー君のインタビューがupされました!

今回のアルバムのこともあれこれ。

大阪でライブを観た時に、彼はたくさんの愛情の形を表現している・表現しようとしている、と思ったんだけど、その後に新しいアルバムを聴いてすごく納得したのです。マイクスタンドがあってびっくりしたけど、それも言葉として伝えたいことが、いっぱいあるんだろうな、と。

今になって思うのは、Emeraldsを辞めたこともネガティブな要素ではないということ。

たぶんそれはfor the friendshipという言葉に集約してるのかなーって。(そういえば去年は新しいえめらるずのアルバムは、フレンドシップの原点に立ち返ろうと思う、と発言していて、もしかしてその後に解散するんじゃないかと不安になった、そしたら本当に解散したから泣いた)

えめらるずはこれからも好きでいる。でも3人の音楽が今のようにどんどんと広がっているのは、もっともっと楽しみ。

しかし、ソラトニワを聴いて、先日のツアーでアルバムを先行リリースするためにレーベルさまでそこまで大変なことがあったとは・・・本当に深く深く感謝です。まー君がメールを返さないというのが大きな原因なんでしょうけど。

↑の12'も、テストプレスまで来てるぽいので、もうすぐリリースされるかな。とても楽しみです。

2013-06-20

r plus seven



仕事でストレス抱えたり疲れて帰ってくるのが死ぬほど嫌いなのに、残業続きでくさくさする、そしていらちな性格なのでぼんやり働いてる人間を見るとむかむかする、早くいつも通りに落ち着いてゆっくり働きたい・・・

なんとOPNがwarpからリリース。冗談だろうか。なぜにwarpなんでしょうか。好きなレーベルなんだけど複雑でもやもやな気持ち。あそこからリリースするメリットって何かあるの?と思うと。ガンギマリ思い出がはるか昔で止まってしまっている人たちは、どう反応するんですかね。そういえばずっと前にmaximo parkがデビューした時も何やっとるねんと思った。

はやくカセットを注文しなければのMarie嬢がかわゆく踊っているのが目撃できる、魅惑の地モントリオールのこの映像が内輪ウケしかしていないらしいmmm,,,

こんなカオスな映像なかなかないですよ。しかもモントリオールの男前がふたりも。元気がない時はこれを観て自分を励ましています。

もう少し待てばshelter pressからKeith FullertさまとFloris Vanhoofさまことばんばんさんのスプリットが届くはず。むっちゃ楽しみ。


最後に8月に新作リリースのじゅりちゃんの美しい映像。

しがろすの二番煎じみたいな内容だったらアレックスを嫌いになるかも。


2013-06-19

Video Search Of Miami - Solar Lottery (second records)


先日お知らせしたフランスはリヨンのMikaさんが運営されているsecond recordsの新しいリリースが、めちゃくちゃ超特急便で届きました!はやい!びっくりした!

注文のメールをしたら「みゆきが一番乗りだよ!明日送るね!」とすぐにお返事がきて、その後もまたすぐに「ブログに書いてくれてありがとう!」と、相変わらず迅速な対応のみかさん。いつもありがとうございます:))

3番目はSolar Lotteryさまの初めてのリリース(というか、たぶんみかさんの別名義?と思ってたけど、違うかもしれません)

ドラムマシンのビートに、アナログなシンセの音が怪しくゆらめく、地下な音。真っ暗な部屋でカウチポテトしながら、ぼんやりとTVを眺めているような・・・うにょうにょと広がる音が不安を掻き立てるような暗さです。テンションを抑えめにしつつも暴れまわっている音が、耳にせまってくるのを感じて、心地よいです。暗いけど、どろどろしていない、暗いけど、ビートがあることで怖さがない。かっこいいです!

こういう暗さがあってシンセが鳴り響いて、というのが好きだし、しかもドラムマシンの音も大好きなので、今回もまたグッとくる内容でした。


まだ少し余裕があるみたいですよ◎


2013-06-16

sex mission





かっけええええ

Laurel Haloの新しい12'買いました!

暑い時はローレルたんのビートが沁みまうす。

フロアをゆらすキックの音、デトロイトテクノを思わせる静かに微笑む細やかな音、ぐっと4つ打ち方向へ進んだ感じで、すごくかっこいいです。ほんとローレルたんは男前で憧れます。たしかにking felixっぽいポーカーフェイスな音かな(もうこの名義って復活しないんでしょうか)

でもやっぱりローレルたんのちょいヘタうまな感じの歌も好き


このナイスな組み合わせ。また一緒にやってほしい!

ちなみに去年の夏に妹にローレルたんを勧めたところ、「この人って歌う人なの?何してる人なの?暗くない?つーか何でわたしにこれ聴かせるの?」とあまりお気に召さなかったようで、姉は悲しかった。ごめん。今度はダニローとTim Heckerのやつ聴かせて、もっと暗い奈落の底へ叩き落としてやるわ。

2013-06-15

ku i nana ya- mi



7月よりイベントをする運びとなりましたのでお知らせ!

セントラル劇場6Fのペンギンカフェにて、毎月第3日曜日に、アンビエントやドローンを中心にDJをする、"917783" というパーティーをスタートさせます。恐れ多くもわたくしがメインです、参加してくださるDJを募集してるので、我こそはという方はぜひご一報ください。

わたしはカセットをいっぱい持っていきます!

なかなか、長崎ではアンビエントやドローンを聴く機会もないし、ましてやもっとニッチにカセットとなると「何でカセットばっかり買ってるの?」状態なので、あれこれ紹介できたらいいな、と思っています。そんでもってカセットリスナーが増えたら嬉しいです。増えるかなー。

せっかくたくさん買っているのだから、と提案して場を提供してくださる、ペンギンカフェのじんさん、本当にありがとうございます。

第1回目は7月21日、日曜日の18時スタートです。

お近くの方はぜひに!


2013-06-13

Ambiguity Makes the Confusing Seem Normal



ささっとお知らせしたいお知らせ。

watery starveのbutterfly batchがリリースされました!吟醸派からのカセットがとても素敵だったタニエルしゃんことThaniel Ion Leeさまの新しいカセットがあるので楽しみ。しかもGuenterさんのレーベルcosmic winnteuからのformer selvesさま/aloonaunaさまのスプリット(これもとても良いです)、がセットになっているものもあります。


それと、フランスのMikaさんとこのレーベルsecond recordsの第3弾のリリースもオーダー始まってます!今回はCDRでカセットよりも少なく20部限定ですのでおはやめに。昨日の夜中にメールしたところ、まだ余裕あるみたいでした。直接メールのやり取りでの注文になりますが、みかさんとても良い方で対応も早いので、安心です。ぜひぜひ!


最後にしつこいですが、

本日13日にMark McGuireのアルバム"along the way"がリリースです!!


2013-06-12

in search of the miraculous



Mark McGuireことまー君の新譜"along the way"からのPVがupされました。

まー君はLAのすごく素敵な場所でこの映像をupしたようです。


本当に素晴らしいアルバムですので、皆様ぜひぜひ。
(Japan tourで販売されたtindings IIIも忘れずに!)

この映像は、一瞬だけど、まー君のご両親の写真が挟み込まれていたり、家族を大切にする気持ちが伝わってきます。(今年の母の日は日本に居て離れていたので、お母さんへhappy mothers day!って映像送ったりしてるんです、どんだけ優しい人なの)

Emeraldsや今までのソロでのスタイルから大きく飛躍して全開モードになっているように、わたしは思います。ポップだけどあたたかい。そして深いスピリチュアルな感情がこもってます。


2013-06-10

Jeremiad - Josh Mason (ANALOGPATH)


Josh Masonさまの去年にリリースされた作品。

sunshine Ltd.の、透明レコードの美しい"the symbiont"で感動しまくったので、彼の作品を他にも集めようと、これもお届けしてもらいました。

あたたかく、そわそわと空気が揺れる感じ、ゆらゆらと立ち上るギターの音、テープループの心地よいゆがみ、静かでささやかだけど、雄大な空気も含まれていて。美しいギターのドローンです。ぼんやりと曇る景色の一瞬の美しさのような。ある海外のレコード店の方と同じく、何て表現すればいいんだろう、ほんとに美しくて、心を奪われる瞬間のあの感覚を引き伸ばしたような、そんな音なのです。

日常はたくさんのノイズに囲まれて過ごしていきます、小さな音からサイレンのような音まで。Joshさんの音楽は、そのノイズがあふれていることの美しさを穏やかな視点でもって表現しているようで、でもそれが非日常の白昼夢のような世界で聴こえてくる音のひとつひとつの粒で構成されていて、うっとりと、ゆらめきながら、いつまでも聴いています。



それと、sunshine Ltd.のbandcampでJoshさんとJared Smythさまのアトランタでのライブ音源が、購入できます。これもほんとに素晴らしいので、まだの方はぜひぜひ。脳みそほどけます。


2013-06-09

the boat slowly disappeared



モントリオールの男前であるGalloさまことHobo CubesさまのMUTEKでのライブ映像がまるっとupされています!やっぱりむんむんしてかっこいい♡ GalloさまはCFCFの新曲でサックス吹いてます。

そして同じくモントリオールで心待ちにしていたこれ


d'Eonのboiler roomでのライブ映像もきました。こういうのがまさしくスピっているというんでしょうか。やっぱり彼は天才だと思います。やせたジャック・ブラックに見えるな・・・

4月にbandcampでリリースされたぶらんどん君ことBrandon Hurtadoさまの"Bonfires for Nobody"が、7月にCDRでフィジカルリリースされます!たぶんnot on labelだと思うんですが、とても素敵な内容なので、ぜひぜひチェックしてみてください。


Japan Tour限定で販売されていたMark McGuireことまー君のtidings IIIがbandcampにてリリースされました!
すごく気持ちよくて最高です。もうすぐリリースされるアルバムとぜひ一緒に:))

5月のまとめはdirty dirtさんをチェックしてください。わたしもたくさん盛り上がれてとても楽しかったです◎5月はまー君まみれでした。HEIWA:)) (ちなみにまー君はポートランドからLAにお引越しした模様)

日曜日でテニス観戦のそわそわもひとまず落ち着くので、そろそろお買い物の調子を戻したいところ。タニエルしゃんのリリースやshelter pressからのスプリットや、しー辰も、Galloさまも、second recordsも、あれこれいっぱい。と思いきや、夏が終わるどころか冬になるまで仕事がなかなかにストレスフルな感じになりそうな予感。不安と寂しさでいっぱいな日々です。はやくわたしもモテるようになって、安心する時間を作りたい。

2013-06-08

Sabah El Mitragyna Reveries - Rag Lore (space slave)


もうだいぶ前に届いたんですが、space slaveのbatch、今回は特にかわいい気合いのこもった作りでした。実際に手にしてみると胸きゅん。ひとつひとつ手づくりだから同じものってなくて。そしてありがとう!ってカードも一緒に。space slaveのカセットはほんと丁寧で几帳面で素敵。

その中でもわたしがすきなのが写真では左上のRag Loreさまのカセットです。

リッチモンドの方らしくて(ぶらんどん君に彼のこと聞けばよかった・・・今度またメールする機会があれば尋ねてみます)、調べていくとMatthew Botteilhoという方みたい。

どこまでも続くアメリカの道路が浮かぶ土埃が舞うような乾いたギターの音。どことなくJohn Faheyさまのザラザラとした感触も感じられて。低音がばいんばいん、とゆがむ音が心地よいです。そして耳をこそばゆく刺激するキーっていう音。こういうギターがずっと鳴っているブルースな音だいすきです。1930年代~ぐらいのアメリカのカントリーのにおいとか。

あたたかく、太陽のまぶしさと砂利道をふみしめる感触、ちりちりしたクリーム色の音です。



2013-06-03

trampoline dream



土曜日は、お店にどんどん人が集まりテキーラ乾杯が始まる中で、ずっと静かなドローンやアンビエントをかけるという、わたしだけひとりでうっとりしている、奇妙な空気でした。眠たいと言われたのでRaglaniさまでもかけようかと思ってしまった。

そして朝に帰る時にinstagramを見たら、まー君がわたしがupした大阪でのgigの写真に"i love osaka"ってコメントしてて、嬉しいすぎて頭が爆発しました。帰る前にいただいたテキーラの酔いがHEIWAにぶっ飛び。また日本に来てください。

そういえば、先日にplanted tapesの方がわたしが書いたカセットのことを読んでくださってて、FBで「これは何て書いてるの?」と。どなたかが英語で説明してくれて、わたしの大好きな気持ちが伝わったみたいで嬉しく思います。former selvesさまの服がださいとか書いてすみません。

全仏オープンが始まってテニス観戦の日々。毎日が眠たい。

あれこれと届いたものを聴きつつ今日もテニスを観て眠ります。

最後に先日のKazuma Kubotaさまのライブ映像!ひゅー!

2013-05-31

they dont love you like i love you





あなたのことが寂しくて泣いてしまう時もあるけど

そばにいてね

ちゃんとわたしには見えるから

あなたを忘れたことは一度もないよ

2013-05-26

all the boogies in the world



来週は久しぶりにDJします。

でも選曲がまとまらなくて困っています、お酒ばかりが進む日曜日の明るい時間、すでにワインが1本空いてしまいました。ぎゃふん。

リトルプリンセスとしてちゃんと真面目に、しー辰ことconstellation tatsuからのトラックや、hakobuneさまのトラックもかけたいし、NERAEもNobuto Sudaさまも、とか選んでいると、chill outな感じでと言われたのに、もはやドローンばかりになりそう、まあ、いいか。

そんなわけで、2年ぶりのFLOWERとotonohaとのコラボが来週あります、お近くの方はぜひ遊びに来てください。詳細はこちらで。


the book of the law



Mark McGuire at star festival Kyoto. HEIWA:))

2013-05-25

split - Former Selves / The Original Flowering Earth, Lake Mary - Lake Mary (Planted Tapes)



いつも優しく心臓マッサージをしてくれるだいすきなFormer Selvesさまの作品、The Original Flowering Earthさまとのスプリット。そして名前知らなかったけどひとめぼれしたLake Maryさまの作品。どちらもアメリカ発のPlanted Tapesからです。

Former Selvesさまは安定の甘くてうっとりな世界。全身預けていつまでも漂っていられる心地よさ。この方の、遠くの光を見つめているような、でもちょっと寂しくなる気持ちも出てくるような、揺れ動く感じが大好きです。揺れる度にとろん、となります。The Original Flowering Earthさまは、ああ気持ち良いと思っていると、どんどん道がそれていって、ノイズの森へと突入します。そしてそこにひょうきんおばけが、にゅっと登場してびっくり。最後はそのおばけがお別れの歌を奏でてくれます。


Lake MaryさまはChaz Prymekという方。このカセットすごくよいです!A面は大自然のきらきらした輝きがたくさん詰め込まれたような心地よさがあふれるドローン、ぴったりと合わさる声、水が流れる音。美しく輝いています。B面は心地よいアコースティックギターのメロディーがばっちりのツボな感じで。粗い部分もあるけどシンプルであたたかいローファイ感があって笑顔になります


どちらもmeditationsさんで取り扱いされてます。ぜひぜひ。Lake Maryさまめっちゃいいですよ。

そしてレーベルのサイトではアーティストさまのインタビューを読むことができます。なかなかほんとに大きな人でないとインタビューって探すの困難なので、こうやって載せてくれるというのは、丁寧で素敵なことだし、リスナーとしては嬉しいです。

ちなみにFormer Selvesさまのインタビュー映像。どこで買えるんやっていうダサダサなシャツ着てるところにグッときます。


そして甘くてうっとりなライブ映像も。


朝に唄えば - Music from Le Matin - V.A. (NEWREC)


内田静男さま、康勝栄さま、冷泉さま、T.美川さまの4人によるライブを記念して作られた作品です。先日放送されたどむーんの"現代ノイズ進化論"でも少し取り上げられていました。T.坂口さま主催のNEURECからのリリース。までに至るお話はぜひ坂口さんのこちらのブログをお読みください。

どの瞬間もどきどきとしてしまう音ばかり。それぞれの時間の進み方や色が移ってゆく様子を感じておいしいお酒を飲んでいるとついつい飲みすぎてしまいます・・・

内田静男さまの、ギターから煙がもうもうとたちこめるような濃密なノイズ、ドローンから、ほぐれた音がまた絡まってゆくノイズ、

康勝栄さまの、背後ですごい強烈な存在感を放っていそうな物音ごそごそから飛び出す無人の雑居ビルのような音たち、

冷泉さまの、暗闇でカーテンが揺れているようなドローン、荒野に現れた孤独なヒットマンが登場しそうな空気、自分の周りを黒く塗り込まれたようで、でも息苦しさではなく心地よさがあって、

T.Mikawaさまの、身体を縛り付けて瞬きをさせない、鋭くて凄まじいノイズのシャワー、サリーちゃんのパパが遠くまで雷を轟かせているような(そういうことがパパはできるんか知りませんけど)、大きなうねりと傍で暴れ狂う粒子の対比がものすごくかっこいいです、

Art into Lifeさん、meditationsさん、で取扱いされてます、ぜひ!


ちなみに話は変わりますが坂口さんのブログに登場した、倉敷にある古本屋「蟲文庫」さん、わたしも大好きなお店です。高校生の頃は倉敷に住んでいたので、学校終わっていつも行くカフェに行く前によく立ち寄ってました。映画のセットのような素敵なお店で、いつもどきどきしながら行っていたのが、とても懐かしい思い出です。久しぶりに行きたいな。


2013-05-22

re-creation static - emuul / affine transformation - morae



先日のconstellation tatsuからのリリースもとても素晴らしかったemuulさまのbandcampからリリースされたカセットふたつです。hemosisさまとのスプリットとコラボ。「明日送るからー!」「今から送るからー!」と丁寧にお知らせもしてくれました。Kyleさんありがとうございます。無事に届いて大事に聴いています。

黄色のカセットは、hemosisさまとのスプリット。おふたりとも脳みそアイスクリームで迷路に迷い込んでしまったような彷徨いな音。hemosisさまは、ずっと音が消えては現れ消えては現れ、そして目の前に幻の女性が表れて美しい表情を見せてくれる、とても不思議な世界。emuulさまは、地底から浮かび上がってくるような、全身を包み込む冷たさ感じる音のドローン、うっとりです。細かい泡が立ち上っていくような、ぞわぞわした感じがたまりません。



青色のカセットは、emuulさまがギター、hemosisさまがモジュラーシンセ、moraeという名前でのコラボ。とっても素晴らしいです!hemosisさまが透明感あふれる音の波を空中に平らに広げて、そこにemuulさまが光を加えてゆく。それが大きく近づいてくるところで、もう、心をずっぽりと奪われます。こういう展開が、とっても好きなんだと思います。時間を忘れてしまうぐらい静かでドラマチックで。そして最後はダークに稲妻な感じで終わってゆきます。A面がほんとに素敵。

どちらもまだ注文可能です!

moraeさまのA面だけでもほんとたくさんの方に聴いてほしいです。改めて聴いていたら胸に迫ってきて、涙がじわじわしてきましたよ、ぜひぜひ。

2013-05-21

if it were to fade - hakobune (gterma)


hakobuneさまの、もともとはAvant Archiveからカセットでリリースされていた"evergleen"が新曲を加えての完全版でのリリースです。ジャケットと中のブックレットの写真はごとうさんによる作品。こうやって紙で印刷されているのを見ると改めてとてもきれいです。

水中から降り注ぐ光を受け止めているようなあたたかさ、そよそよと揺れるカーテンの影、飛行機の窓から見えるどこまでも広がる雲の広がり、とても大きく全身を包み込む音の空間に、時間を忘れて溶け込んでゆきます。

hakobuneさんの作品は、いつもステンドグラスのようなきらめきや、夜の深い時間のしんとした時間に流れる風のにおいを感じるのですが、この作品はふわふわした揺らぎのあたたかさを感じます。遠くの奥の方から、大きな波が流れていくような、とても奥行の深い像があって。

とても甘くてロマンチックに聴こえるのはわたしだけでしょうか・・・

2013-05-20

KAWAII BOYS in Tokyo!



Dustin Wong + Ken Seeno + Mark McGuire!3人あわせてKawaii Boysです!

さて、ツアーが終わったまー君はアメリカへ帰っている頃でしょうか。

ライブに行ったのは大阪のみなんですが、前後あわせて、とってもしあわせな期間だったなーって。しみじみ。各地の写真を見ながらいつもにやにやしてました。

平日にお休み取るのほんと大変だったし、東京にも行きたかったのに行けなかったのはすごく残念だったし、帰ってきてから仕事であれこれストレスたまる時間も過ごしたけど、もう、そんなのあのしあわせな時間を思い出したら、ぴゅーんって消えました。

また、絶対に、日本に来てほしいです。

SPREAD HEIWA and re re re reeeee spekt!

2013-05-16

my heart skipped a beat



水曜日のどむーんはダスティンのかわいい笑顔と靴下に胸きゅん、そしてシンプルなシャツで素敵にキメた(ひとつもダサくない)まー君に胸ずっきゅんでした。hahahaって笑う仕草に、あー大阪で少し話した時にもあんな風に笑ってたなあ、とか、話す時に時々ah...って言うのが好きなんだよなあ、とか、ものすごく気色悪くどきどきしながら、見つめておりました。

最後のダスティンとまー君のセッションは、ふたりの対照的なプレイがとてもよくわかる感じで、改めてダスティンってエフェクターマジシャンだよなあって思いました。まー君はずっと上空ふわふわ。ループを重ねてリズムを作っていく、薄く重ねていってドローンな空気を生み出す、まー君はどっちもそれを抜群に表現するから好きです。

Road Chief名義でDJする姿もほんとはすごく観たかった。

これをかけてギター弾く姿をちょっと期待してたの

(まー君ってギターをぎゅいんぎゅいん弾く時に内股になる瞬間ありますよね、わたしその姿がめっちゃ好きです、もうバカだな)

ディスコ?ソウル?R&B?つながりで、The Whispersのこの曲のビデオ


まるぱくりして自分の曲をのせてるんです、


新しいアルバム"Along the Way"に収録されている、"The Instinct"はここから出発して磨かれて、あんな風になったんだなー。その一部をどむーんでも披露してたけど、すごかった。

さて。寂しさを埋めるようにカセットを聴く生活にそろそろ戻ろう。

2013-05-13

turiya


まだまだまー君ことMark McGuireのツアーは続きます!広島、高松、京都のstar festivalと、お近くの方はぜひ足を運んでみてくださいね。ぜひ、どころか絶対に!まー君のHEIWAをたくさんの人に聴いてほしいです。

先日の東京でのライブの模様はdirty dirtさんでたっぷりと◎

初・まー君からわたしは余韻で寂しい気持ちでいっぱい。だって大好きなんだもん。思い出してはこっそり泣いていますよ。

あの時に買った新しいアルバム、大好きな気持ちが強すぎるのでここであれこれ書くつもりないんですけど、本当に本当に素晴らしい内容です。たくさんの経験が刻み込まれているし、あのアルバムに込められた様々な思い(詳しくはまー君が書き上げた素晴らしい文章をお読みください)、彼の音楽にはいつもたくさんの思考や彼が見たであろう景色、様々な愛情を大切にしている気持ち、そんなものが詰まっているけど、今回のアルバムはそれが壮大に表現されていて。ニュートラルというか、物事の二面性を大事にするまー君の考えがとてもよくわかる。

たくさんのことを伝えたいって思うから旅をしているんだね。

それをこんな風に作品として聴けることに心から感謝です。

そんなわけで、

水曜日のdommuneは必見ですよ!ダスティンも出ます。Road Chief名義でDJもするみたいなので楽しみです:)) (話はそれますが、火曜日の”現代ノイズ進化論”も必見でございます◎)

寂しいけどspread HEIWAでre spect!

2013-05-12

otemae - Brandon Hurtado



Brandon Hurtadoさまの作品が届きました!

彼が撮った写真がジャケットに貼られていて、手書きでtracklist and infoが書かれている、とても素敵で丁寧な作りです。20歳の男の子がこれをせっせと作って送ってくれたと思うと胸きゅん。

フィールドレコーディングの音がたくさん使われていて、そこにラジオから?の音だったり、ローズピアノみたいな音や、ゆっくりとささやかに重ねられていて、とても美しい響きです。きらきらしたノスタルジックなループというより、短い時間を切り取ったかのような、儚い響きを感じます。ギターの使い方もすごく効果的に聴こえます。

誰かの何気ない日常を記した日記から浮かび上がってくるような手触り、色あせた緑色や日に焼けたカーテンのような茶色のにおい、曇り空の夕方のようなあたたかな音、そういうものが詰まっています。
bandcampから直接オーダーできます。デジタルだとname your priceなんですが、ぜひこれはCDRで手に取っていただきたいです。

ぶらんどん君に、ありがとうってメールをしたら「無事に届いてよかった!(海外に送ったことほとんどないから)」ってお返事くれました。「お点前」って言葉はwikipediaでみつけてすごく好きになったそうです。日本人として嬉しいな。いつか日本に来てほんとのお点前を体験してね。

2013-05-11

all that we knows is only leraned





Mark McGuireことまー君のgigに行ってきました!!!!

大阪でのTシャツはメタリカのmaster of puppetsでした。横にKenケンが並ぶとやっぱりダサい・・・ところがもう「好き!」と始まる前にひとり悶えまくっておりました。

ライブが始まる前のDJが長崎にもいらっしゃったことのあるchill mountainのだいちさんで(!)とてもびっくり。大阪で再会できて嬉しかった:)) まー君とKenケンもgood DJ!と言ってました。

もうついにこの眼でまー君を観たんだなって思うと今もすごく胸がいっぱいで、ライブのこと、なかなかうまく整理できないんですが、

よりポップな感じが全面に押し出されていて、シンセもたくさん使ってドラムマシンでビートもばんばん入ってくるし、でもそれがいわゆるダンスな方向かっていうとそれは少し違うようにもわたしは感じて、すごく今までの作品やライブ音源・映像から受けていた印象より、もっともっと彼の音楽の世界が大きく広がっているように、感じました。あの時間、心が丸ごとどこかにワープしていた、ダイナミックだけど構成がより複雑で、もっとストーリー性があったし、そして気持ちがすみずみまでクリアに染められていくような、さわやかなドライブ感。

いちばん最後にやった曲、すごくあたたかくて、じわっと涙うるうるしました・・・

終わった後にCDRにサインをいただいて、左腕の墨も見せてもらいました、the books - lost and safeのジャケットのクモの巣なんだそうです。18歳の時に入れたとか。

ほんとは、わたしは本当に本当にまー君の大ファンで大好きで心から尊敬していて、日常生活の嫌なことやストレスがあっても音楽を聴いている時間はそんなことからエスケープできるし、音楽を聴いているから幸せな気持ちになれる、そんなことを彼の音楽(もちろんEmeraldsも)が好きになったことで改めて気付いたから、本当に感謝しているのです。というようなことを伝えたかったけど、

憧れのMark McGuireが目の前にいるだけで、とても幸せで胸がいっぱいで(英語できないし)、言葉が全然出てこなかった・・・涙

これを読んでくださった方でこれからまー君のgig行かれる方、もし何かあったら、彼に伝えてください・・・(ものすごく他力本願) そしてどんなTシャツを着ているか報告してくださる方も募集中です。

ほんとにしあわせでした。

HEIWA! and re spect!

2013-05-08

lets call him "ma-kun"


今日から始まってます!Mark McGuire Japan Tour!!

わたしは9日の大阪に行ってきます:))

念願の初・まー君です♡

(ちなみにおりも政夫と並べたtweetが微妙に広がり恥ずかしい思いをしていますが、正式に勝手に彼のニックネームは「まー君」としますよ!あとTシャツがダサいと散々言ったけど、まー君のそういうところがわたしは大好きですよ!だからもちろんInner Tubeも好きですよ!)

愛情が炸裂しすぎて昨日は熱を出しました。

彼がどんな人なんだろうと気になる方は、

まだEmeraldsにいた頃のインタビュー、英語なんですがとても面白いので、これこれ、ぜひ読んでみてくださいね。もちろんまだオハイオにいた頃の数年前のfoxy digitalisのも。

そんでもって愛情炸裂させてわたしの好きなまー君

ううううう楽しみ楽しみ!!!

2013-05-06

The Receivers Peaking - M. Sage (Moon Glyph)


M.Sageさまのmoon glyphからのリリース。京都で買いました:)) ずっと迷ってたけどお店に並んでいるのを見て「やっぱり欲しい!」と思って。ちなみにマシューさん最近bandcampも始めました。

ゆったりと流れるギターのドローンにかぶさるフィールドレコーディングの音、美しい風景を眺めているような、でも少し黄砂のようにもやがかっていて、煙たいクリーム色な音。後半はきらきら感・透明感が増幅して、うっとりする美しい波が流れていきます。朝焼けの冷たさと徐々に感じる太陽のあたたかさを描き出しているような気持ちよさ。

改めてじっくり聴いていると、B面後半の展開が、もう素晴らしすぎて・・・




今年のお買い物の中でも宝物に入ると思う。それぐらい美しくて素敵。

060412 - Brian Green (a bared of snails records)


デンマークのひげのおじいさんことa bared of snails recordsからぶらんどん君のカセットの他にも色々とお届けしてもらったうちのひとつ、Brian Greenさまの去年リリースされた作品です。色付けされた薄いプラスチックの紙に手書き模様の緑色の紙を重ねて、という素敵な装丁。そしてこれにも透明カード。

フィールドレコーディングの音にシンギングボウルの音の反響音だったり、それが空間いっぱいに広がって雄大でうっとり。風が通り抜けていくようなアンビエントなドローンです。ずっと絶えず強風のような音が聴こえるんですが、その中にとても美しい音の世界が広がっていて。灰色と真っ白な世界観だけど冷たい感じではない。

さりげない短い作品なのですがとても良いです。


ちなみに彼はyoutubeでたくさん映像をupしていて、シンギングボウルの演奏など見れるのですが、すごく深くmeditationできますよ◎

2013-05-04

RIP Jeff Hanneman





SlayerのギタリストJeff Hannemanが肝不全により49歳でこの世を去りました。

心よりご冥福をお祈りします。

とても悲しいです。

たくさんの素晴らしい音楽を本当にありがとうございました。


2013-05-03

A Path Through The Woods - Brandon Hurtado (a bared of snails records)


ぶらんどん君ことBrandon Hurtadoさまのカセットが届きました。デンマークのひげのおじいさんのところ、a bared of snails recordsからのリリースです:)) 緑色の紙ケースを開けると、緑色のカセット、お花の写真の上に透明なカード、とても素敵な装丁です◎レーベルオーナーの方がデザインしたそうです。他にもカセットなどお届けしてもらったのですが、たぶんどれもそうだと思う。

お日様のにおいをたっぷりと含んだきらきらした音、この作品はよりlo-fiな響きがあって、ゆらゆらと素敵にループしていく。ちっちゃなドームにこもっているような、距離が密接な世界観が、とても純粋で無垢で、あたたかい音に満たされてゆきます。子供の頃に見た夢を、8ミリ映像で再生しているかのような、懐かしいアナログ感。

まだ彼の作品を全部聴けているわけじゃないのですが、使い古したおもちゃを見つめているような、センチメンタルなにおいがする音がループしていくのが、はっきりと感じられる作品です。


meditationsさんにお邪魔した時、carpi recordsからのカセットがすごく好評だったと聞きました、これからきっとますます色んなレーベルでリリースしていくのかな、と期待しちゃいます。ぶらんどん君とっても素敵です。ぜひチェックしてみてくださいね。

ちなみにこの作品は残りわずかです。おはやめに。でも、ひげのおじいさんは5月半ばまでお休みしているようです・・・

2013-05-01

repeating music


LEE NOBLE from URSSS on Vimeo.

どうも、カセット系アンビエント女子そしてカセットリスナー界のリトルプリンセスです、すみません調子乗りました嘘です、ほんとは暗黒スーパーネガティブな27歳の酔っ払いです。

先日のお休みに京都へ帰ってきました!

meditationsさんにお邪魔してお買い物もしてきました。とっぷり日が暮れるまでおしゃべりしつつ、長居してしまいお仕事のお邪魔でしたが、とても楽しかったです。ありがとうございました◎緊張しいでお酒飲んでないと初対面の人とはなかなか上手にしゃべれないのですが、お会いできて嬉しかった。

そしてお店で偶然にもごとうさんにお会いできました!いつも写真を見ているので嬉しかったです。あ!って言われた(笑)とっても素敵な方でしたよー。ごとうさんの写真、ぜひチェックしてみてください!http://gotoyoshitaka.com/

翌日は伏見の藤岡酒造へ行って、Richie Hawtinがイビザのパーティーで使った「蒼空」を、今週のFLOWERでみんなに飲んでもらおうと買ってきた。スプマンテのボトルに詰められたとてもおいしいお酒です。Benさまにもぜひ飲んでもらいたかったな。

新幹線に乗る前に移転したパララックスさんにも行ってきてお買い物。「ハーシュノイズを・・・」と言うと、「えー!electronicaとかめっちゃ聴いてそうなのに!」と驚かれてしまいました(笑)そしてK2さまのライブ音源などを買ってきました。むっちゃ最高ガッツポーズ。あそこのお店の渦巻いてる品揃えはほんと素敵です。もうりさん超美人だった。ちなみにエレクトロニカは嫌いじゃないけどこそばゆい感じがするので、もうほとんど聴きません。

とても楽しい2日間。パパありがとう。

来週は整理番号1番!のチケットを握りしめて、大阪でまー君のスメルをくんくんしてきます、どうやら物販でスペシャルな作品が買えるっぽいですよ、うきうきです。

2013-04-28

dress a chair



最強しー辰ことconstellation tatsuからバッチが無事に届きました!

先週末からバタバタしていたのですが、明日からちょっとだけ京都に帰ります、いつも通販でお届けしてもらっているだいすきなmeditationsさんにも、久しぶりにこっそり行けるから、すっごく楽しみ。何をお買い物しようかうきうき。

その前にお知らせしたいお知らせ。

しー辰からの作品もとても素敵だったEmuulさまのリリース。bandcampから直接に注文できます。カセットは限定50部で残りわずかです。どちらもとても素敵なのでぜひに。

じゅりちゃんことJulianna Barwickの新しいアルバムもアナウンスされました。アイスランドでレコーディングしていると言っていたけど、もしやと思ったらやっぱりAlex Somers(Jonsi&Alex、そしてヨンシたんの彼氏)のプロデュースだそうです。8月にリリース。楽しみです。

carpi recordsからのカセットを聴いて大好きになったBrandon Hurtadoさまの新しいアルバム"Bonfires for Nobody"がbandcampにてリリースされています。あたたかくて心のこもった作品です。ぶらんどん君はCDRやカセットを注文しているので届くの楽しみ。

最後に来日目前の、まー君ことMark McGuireが新しいアルバムからの曲を公開しています!!



この曲はライブで披露したものを構築し直していますね。気になる方は去年のオーストラリアでのライブ音源をチェックしてみてください。最高ですよ。

ちなみにアルバムは来日公演の物販で販売されるとのこと。きゃふーん♡ついにまー君のライブを見れるかと思うと、楽しみで楽しみで、最近はずっとどきどきしています。

さて。明日は早起きなのでカセット聴きつつ準備して、おやすみなさい。

2013-04-27

two of a kind - Kazuma Kubota ([...]dotsmark)


ずっとずっと楽しみに待っていたKazuma Kubotaさまの初の国内流通作品です!

これはぜひとも絶対にたくさんの方に聴いてほしい。

わたしがここで書かずともかなりの話題になっていますが・・・

美しく壮大に広がるフィールドレコーディングの音で構築された幽玄なアンビエント、そして、耳をつんざくハーシュ・ノイズとの対比、頭に残る残響音の心地よさ。繊細で、とても胸にせまる音です。日常の、ふとした瞬間に生まれる感傷的なしこりのようなもの、それを刻み付けられて切り裂かれているようです。無数の針が降ってきて血が流れるけど、血のあたたかさを感じ、守られている。

ノイズってこういう美しさもあるんだなって気づきました。

わたしはあまりノイズに詳しくないんですが、初めてハーシュ・ノイズを聴いた時、その美しさや切実さすら感じる鋭い痛みに、本当に感動して。それでどこかでKazuma Kubotaさんの名前を知ってずっと尊敬しています。

この作品はたくさんの人の心を打つと思う。

T. 美川さんとの対談もぜひ読んでください!

2013-04-24

Compassion - Logansport (sacred phrases digital)


吟醸派からのリリース(ここに書いてます)が素晴らしかったLogansportさまの新しいリリースです。アメリカのカセットレーベルsacred phrasesがデジタルリリースのシリーズも始めました。他にも3人の作品が出ています。どれも素晴らしいのでぜひぜひチェックを。ここから買えます!

ぜひ書いてあるコメントを読んでほしいのですが、

冷たい水の底に横たわるような、静かで美しくて、ひんやりとしたアンビエント。シンセの音が真ん中ですうーっと響いているのがとても気持ちよいです。暗闇に色とりどりのクラゲがふわっと漂っているのを見つめて、氷のドームの中で灯る明かりが空気を照らすのを見つめていて、ゆっくりと静かに雄大に、深く深くmeditationできます。

とても素敵なアーティストです。ぜひたくさんの人に聴いてほしい!

2013-04-22

he is "techno machine" but...


昨日のBen Klockさまの長崎gigに足を運んでくださった方々ありがとうございました!そして、照明をするチャンスを与えてくださった、オーガナイザーのようへいさんはじめ、groove at heart、contrastの皆様、PAのエビスプロの皆様、ORBの皆様、本当にありがとうございました。もちろん、special thanks to Mr. Ben Klock! you are sooooo amazing DJ!素晴らしい夜をありがとうございました◎

始まる前は緊張してご飯も食べられないぐらい、ずっと大好きで尊敬しているDJさまなので、前日からお腹が痛くなるぐらいすっごくナーバスだったんですが、

もうとっても素敵でジェントルマンで、ブースでよろしくお願いしますって挨拶をして、いざプレイが始まると彼の集中力に引き込まれてあっという間の6時間、わたしも全力で集中してライティングすることができました。

実際に彼のプレイを間近で見て聴いていると、もちろんよく言われるようにマシンなんだけど(12時間セットどころか永遠にDJするんじゃないのかなって思ったぐらい)、lowの抜き差しにやわらかさがあって、どれだけハードにあげてもエレガントで、彼の手から生み出されるミックスの細かい手触りに、とてもあたたかい愛情を感じました。胸がいっぱいになるぐらい感動した。

わたしが尊敬して大好きなDJの方って、音からして違うんです、もちろん使っている機材やトラックをeditしたり改めてトリートメントしたりすることで、違いは出るんだけど、そういう部分ではない何かが違う。それはDJの手から生み出される。まさしく才能なんだなって思います。わたしはフロアでブースでその瞬間を感じることがしあわせで大好きです。

いやー、すごかった、今でも夢みたいって思う。

しかし、あんなハードにしばいてくるプレイなのに、あの素敵なかっこよさなので、女子の黄色い声援がすごかったです笑 帰る前に「今日は本当にありがとう」ってハグしてくれたしあわせな思い出は死ぬまで忘れません。どきどきしたw

終わってからBenさまとおしゃべりしてたんだけど、

「去年ここでDettmannさんは5時間プレイしたんです」
「へ~、たったの5時間?(にやり)」
「12時間セットはクレイジーだよって言ってました、たくさんvinylも持ってこなきゃいけないし大変で、日本じゃ無理だよ~って」
「ああ、そうだね、ほんとクレイジーだもん、うふふ」

おそるべしベルグハイン、おそるべしテクノマシンBenさま。

2013-04-21

The Catalanian Tapes - Guenter Schlienz (second records)


ついに届きました!フランスからMikaさんが始めたレーベルsecond recordsの2番目のカセットです!今回もとても丁寧で心のこもったパッケージ。ひとつひとつペイントされたカセット(まず黒に塗ってそしてかわいい模様も手書きです) どこでどんな機材を使ってレコーディングしたか記した手書きのカード。ものとして持つことの喜びを感じます。今回も32部限定で、すぐにsold outしました。

今回はGuenter Shlienzさまの作品。過去にsic sicやconstellation tatsuやgoldtimers tapesからもリリースを重ねている、ドイツの方です。経歴を見るとかなり長いキャリアを持っていらっしゃる。

A面は、春のあたたかく瑞々しい音が、ふわりふわりと弾んで、リズムマシンの音が時々まわりを飛び跳ねていく。晴れた日に草むらでごろんとなってまどろんでいるような心地よさ。やわらかく響いているシンセが、たくさんの色のペールトーンのボールが、うきうきと踊っている。澄んでいて、あたたくて、やさしい。

B面は、シンセがぼわーんってドローンな進行にフィールドレコーディングの音が背景に。人々の会話やたくさんの細かな物音、遠くから聴こえる誰かのフルートの演奏。そこに時々ぷくぷく・ぴゅあぴゅあって音が聴こえてきて、彼ならではの宇宙なシンセのロングトーンの変化と背景の音を聴いていると、まるで目の前に水色のぼんやりとしたフィルターがかかって、そこから人々の生活の一瞬を眺めているよう。でも、わたしは人々の中には入れない。ただ見つめるだけ。最後は、フィールドレコーディングの音が聴こえる中で、シンセの音はフェードアウトしていく。人々の生活の中に入ることができないわたしは、ゆっくりと後ろへ、消えていく。混じり合わないふたつのものが、重なり、ふしぎな世界が一瞬だけ、生まれています。




ずっと繰り返して聴いています。ほんととっても素敵。音もパッケージも。

同じくげっつされたdirty dirtさんのレビューもぜひに。日本で同じカセット持ってるのって嬉しいですね。

最後に、今回も素敵なカセットを届けてくれて、Mikaさん本当にありがとう!

2013-04-20

Free Structures: What We Thought When We Thought The World Was Shifting Under Our Feet - Emuul (constellation tatsu)


Emuulさまのconstellation tastuからのリリース。これだけはどうしても書いておきたい。

薄暗くて静かで美しいドローン。

A面は夜にゆっくりと流れる川面を眺めているような。透明感あふれる水色の波が体を通過していくわずかな触感を心地よく感じて。時折ギターが目の前に現れ、ピアノの気まぐれなメロディーが大きな水面を大きく揺らします。

B面は光が当たらない液体の紫色が流れて、そこに大きな波紋があらわれて、空気を揺らす。その反響が暗くて見えないずっと向こうまで連なってゆく。わたしはそれが消えるまで、あたたかい反響音に包まれながら、それを見つめている。

暗闇に煙がふわっと浮かんでは消えるような儚さがあり、音がすうっと消えた時に、どこか一瞬だけ幻想的な空間に居たような気持ちになる、本当に本当に美しくて寄り添うような音です。



しー辰ことconstellation tatsuはどんどん最強になっています。目が離せない存在。先日に4月のbatchもリリースされました。カセットレーベルでたぶんここが現在では最強ってぐらいの勢いです。ぜひぜひチェックしてみてください!今後はあんな人こんな人のリリースも控えてます。

2013-04-19

Mirror & Gate Vol. II - Rolling Acres / Hobo Cubes (opal tapes)


イギリスのカセットレーベルからリリースされたスプリット。opal tapesについてはRAの特集を読んでみてください。カセットのことも色々とオーナーの方が語っています。

A面はRolling Acresさま。カシオのキーボードみたいなスカスカ電子音やファミコン電子音が、ぴょんぴょん飛び跳ねている、奇妙な実験テクノっぽい妙ちくりんな音。ちょっとgeekな男の子がたくさんの機材を前に、あれこれと夢中に音を出しているような、そういうかわいさが漂っていて。へなへなポップな感じが◎

B面はHobo Cubesさま♡ 夜空を魔法のじゅうたんで飛んでいるようなシンセの広がりから、インダストリアルなビートがかぶさってきて、めっちゃかっこいい。独特な暗さを持つビートの使い方だったり、音の重ね方だったり、どんどん凄味を増してきた感じがします。お手紙が届いて待ち合わせの場所に行ったらば、そこは巨大な迷路で、どんどん進んでいくんだけど結局その人と会えないまま、出口にもたどり着けないまま、雨でずぶ濡れになって途方に暮れてしまう。その放ったらかし感すら心地よいと思ってしまう。最後は朝方のきれいな4つ打ちで〆


ところでHobo Cubesさんって男前なのでは。という話題で前にtwitterで盛り上がり検証したところ、ほんとにめっちゃかっこいい方でした。


モントリオールで彼と共演したことのあるhakobuneさんによると「ナイスガイ!」とのこと。しかもsundripsのおふたりも男前・・・モントリオールはイケメン作家の宝庫なのか、とミーハーな気持ちがどきどきしてしまいました。いや、そういうの抜きでも、モントリオールは行ってみたいです。