2012-11-26

polka dots and moonbeams


心から大好きだという気持ちは絶対に消えない。

心から大好きだって思う音楽を私は絶対に手放したりなんかしない。

SNSが発達して誰でも色んなことを言えるようになったけど、
情熱を込めて作ったものを簡単に否定することは、
あまりにリスペクトの気持ちが欠けてるんじゃないかって思う。

境界線があやふやになってしまっていても、

絶対に大好きなものへの感謝と尊敬の気持ちは失わないように。
そうじゃないと「好きです」って言う意味がない。

2012-11-20

Quentin Sirjacq&Akira Kosemura Piano Concert Tour in Kyusyu


旧上海銀行にて行われた、小瀬村晶さま、Quentin Sirjacqさまのコンサートに行ってきました。popmuzik recordsさんに行った時にぜひぜひ!と教えてもらって。とても素敵な時間でした~。ほんわか。うっとり。クエンティンさんめっちゃ男前でした。

小瀬村さんは今年上映されたコンテンポラリーバレエの曲など。初めて聴いてもううっとり。すごくまっすぐに響く音、とてもタイトな拡がりを持つ音で、空間がすごく引き締まるのです。そしてしなやかに、まだあたたかい飴細工の固まりをねじっていく時みたいなしなやかな動きで、ゆっくりと音が流れてゆく。

そしてクエンティンさん!もう、もう、とても素晴らしかった!弦に棒(あれはお箸かな?)を挟んでのスタート。彼の鳴らす音は、さざ波のような動きで広がっていき、暗い青と黒に緑がかぶさり、その色が持つ波がたくさんの層になって重なりゆらゆらと動いていく。

途中で「僕の中にある感情を音楽にtranslateして演奏します。言葉は違うかもしれないけど、音に込める言葉は共通のものです」みたいなこと言ってました。ひとつひとつの音に細かなフレーズに、彼が持つたくさんの感情が込められていて、それをとても鮮やかに表現する。なかなか難しいことだと思うのです。私はあの一瞬の間たくさんの色や空気の震えを感じました。

とても美しく素晴らしい時間でした。


そして!

何とご一行がペンギンカフェにいらっしゃったのですよ!ぎゃふーん!

帰ろうとしたら皆様とばったり。私もお店に舞い戻り、お酒の酔いを借りて面白い酔いちくれnightを過ごしました。飲んでるし時差ボケだし(「パリはね今頃アフタヌーンだからね!」)でくだけたクエンティンさんはノリノリでジェンガしてました。息子自慢(めっちゃくちゃかわいい!!)もばっちり。もっと感想など伝えたかったのに英語出てこず悔しい・・・ さすがパリジャン最後までまじかっこよかったです。

そうそう、クエンティンさんが「クリスとDakota Suiteの新しいの作ってるよ。僕たちはまた日本に戻ってくるからね!」と言ってました。楽しみ!!

2012-11-11

im still asleep


レコードの生産数が増えてきているとのニュース

ふーん・・・

全くピンとこないな。

でも一般的な感覚ってそうなのかも。

子供の頃、週末に外食に出掛けた帰りに中古レコード屋に立ち寄り、両親が私たち娘を放ったらかしにして夢中でレコード選びをしている光景、今でもはっきり思い出す。早く帰りたいなーって思ってたけど、今ではそんな少し風変わりな家庭に育ったことがとても自慢だし感謝してます。

世界の隙間で死ぬまで生きていけたらいいな。