2014-02-22

komerabi - Lake Mary (wounded knife records)


Lake Maryさまのカセットです!ポーランドのレーベルwounded knifeより。写真では分かりづらいですが、厚めの紙に小さな青い花が織り込まれていて、とてもきれいです。50部限定、リリースしてたのを見逃しててぎりぎり買えました。


A面はInner Oceansと。後半の壮大な盛り上がりに向けてじわじわと進んでいきます。彼の持つフォークな部分と美しい景色を描くコーラスが合わさって、とても気持ちよく美しく、さわやかな世界が広がります。体いっぱいに緑の空気を吸い込んだような、みずみずしい曲です。

B面はEric Richと。アコーディオンかな?深い呼吸のような持続音に少しずつ少しずつ色んな音が加わって、段々とあたたかい光が差し込みます。静かで荘厳な雰囲気。この曲、日が昇るのを眺めながら聴きたい。後半にピアノの音が入っていくところは涙がこぼれるような美しさ。とても素敵です。


ちなみにこの写真をinstagramにupしたところ、former selvesさまが「これ大好き!」と言ってました。そんなポールさん、来日の予定がありますよ~!

2014-02-19

wool - Hedia (unknown tone records)

毎回凝ったリリースをしているunknown tone recordsより。このカセットはJカードがもこもこエンボス加工されている厚紙で、白い糸が巻かれていました。知らない方だったんですが、じょしゅさん(Josh Mason)がこのカセットの写真をupしていて、聴いてみたらひとめ惚れ。送料けっこう高くて涙目だったけど、とても素敵なアートワークなのでカセットで買ってよかったです。



ピアノの音がぽろぽろとこぼれる中で、背後にストリングスの音がすーっと響く、とても澄んだ世界のアンビエントです。冬に息がほうーって白くなるような動きで、音が舞い上がり迫ってくるところは、とても美しい。じょしゅさんファンの人は絶対好きだと思います。あとポストクラシカルな感じの音が好きな人も。こういうストリングスが波のように絡んでくる展開って、ドラマチックで大好き。

こちらの映像も音楽と共に美しい。


ポストクラシカルな音って、どうも女子度がハイレベルな感じがしてあんまり興味が持てないです。このカセットは好きだけど、ピアノの音も大好きだけど、何でだろう。

where have you been all my life?


まー君ニュース!

先日のNY Timesにまー君に関する記事がでかでか掲載されました!
ちょうどスーパーボールの時期にあったgigの様子や、new ageについてのまー君のコメントも紹介されています。IasosやLaraajiについても書かれていたり。

それと、"RELAX"てことでbandcampにてシンセの曲がfreeでupされています。
冬の澄み切った冷たい空気のような、とても気持ち良い世界です。

さて、来月はまー君はbig ears festivalに出演です。
明日空からお金が降って来たら仕事やめて行けるのになあ。

最後に、まー君が"along the way"制作でのインスピレーション元となったあれこれを紹介している記事、すごく面白いです。ぜひチェック!

2014-02-13

Siège - Supermalprodelica (seconds records)


かなり今更なんですがフランスはリヨンのレーベルseconds recordsの6番目のリリースです。

今回は細かい砂?(ジオラマとかで使われるような)を吹き付けたケースに、紐でぐるぐる巻きにされたカセットが入ってます。しかも!とても嬉しい事に32部中1番目が届きました!

今回はパリが拠点のsupermalprodelicaさまです。他のリリースはこんな感じ。

A面は、宇宙船に独り取り残されたような、細い電子音のドローン。心細い・・・

B面は、いくつかの電子音がゆっくりとまわり続ける感じで、温かみのある音とカセットだからか曇ったフィルターがかかっていて、それがまたいい感じ。ぽよんぽよんした音が気付いたら変化しているようなゆったりした展開。後半はちょっと不穏な暗い空気も流れます。こういう音って、たぶん90年代のEBMやambientの影響があるのかな。



まだ少しだけあるみたいです!もう何度も書いてますが、seconds recordsのカセットは毎回凝った作りで手に取る楽しさがあるし、それとどの作品も面白いものばかり。そしてしつこいけど、オーナーのMikaさんは親切な方です(もちろん作品もすごく素敵)皆様もぜひ!

2014-02-06

EVOLVER + Remixes - Lorenzo Senni (ALKU)

イタリアの男前ろれんちょことLorenzo Senniのカセット届きました。
スペインのALKUから。ここのサイト、目がチカチカする・・・

A面は"evolver" ぐるぐると描く螺旋にいつの間にか迷い込んで周りの光景に飲み込まれていくような、毒々しいミニマルさがとてもかっこいいです。無機質な空間にキーンと打ち響くような彼の音の世界観って本当にかっこいい。しかも体が揺れるリズム感が絶えず押し寄せる。いつの間にか迷路に迷い込んでしまいます。でもろれんちょの音は放置プレイ。聴いてる人を置いてけぼりにします。そこがまたかっこいい。

B面はトランスのrmxです。
元の曲はこんな感じ。
Kaycee - escape

Veracocha - carte blanche


こんなばりばりなトランスをどうやって?と思ったら、しっかりとろれんちょ節全開でした。恥ずかしくなるようなキックの音なんか無いです。レーザーがびかびか光るようなブレイクのきらびやかさも無いです。でもしっかりトランスのメロディー。それが彼の音で聴くとかっこいいんだから不思議。

トランスって苦手で(Tiesto先生とPvD先生は別。あとminilogueのトランス名義son kiteも好き)久しぶりにこういうハイパーな音聴いたけど、やっぱりダメだ。BPM早いしお酒がおいしくないもん。

ちなみにevolverはこの映像の最初の部分で聴けます。


eMegoから出たアルバムもかっこよくてしびれるのでおすすめ。


2014-02-05

"I'm into that spirit of experimental and underground music."


ついに"along the way"がdead oceansよりリリースされました~!

嬉しいことにきっちり当日にvinylが届きました!
去年、ライブが終わった後から何度も繰り返し聴き続けてるけど、改めてvinylとして聴いていて、このアルバムに詰まった愛が世界中のたくさんの人に届くといいなと思います。これはまー君の新しい一歩であり、たくさんの挑戦と思いが込められた、本当に素晴らしいものなので。


今回のアルバムの事や、experimental musicについて、そしてemeraldsについてもたくさん話しています。えめらるず解散については、まー君の言葉では初めてかもしれないです(わたしの調査不足かもしれないんですが)バンドを始める前から色んな場所へ行ったり色んな事をしたり、初めてヨーロッパへツアーに行ったり、たくさんの事を3人で経験してきたから、バンドを脱退するのはすごく辛いことだったと。ジョンとスティーブはベストフレンドだけど、今はそれぞれ違う道に進んでいるから、というような事を言っています。

それと、emeraldsで音楽を作ろうとした時に、子供の頃からギターを弾いてきて自分の中にあるセオリーみたいなものを取っ払って始めようとしたそうです(かなり意訳入ってる感じかも)それは今回のアルバムを作る上でも大きなポイントだったそうです。

英語なんですがファンの方はぜひ読んでみてください:)

それとそれとまた新しいremix 今度はCFCFです!

これはNYCなのかな?とても美しいセッション。

はあああああ、まー君大好き。

who is jerry paper?



kawaii Lucas♡
patient soundsよりリリースされるジェリーさんのLPがプレオーダー開始しました!

ジャケットいい感じですね~。
届くのが楽しみです!