2010-04-28

"lover" johnny !!



Rubber Johnny- Chris Cunnighamが届きました。

これでいつでもjohnnyと一緒♡ 

カニンガムの映像って、変態的な異常なまでのグロさや容赦なさが(そこに使われる特殊効果云々の技術含めて)注目されたりするけど、そういうのは単純に彼の興味を突き詰めた部分だと思う。彼自身が語るように「どこまで速くすれば意味をなさなくなるのか」・・・だったり。カニンガムの素晴らしいところは、サウンドと映像がどこまでも高次元にリンクしているところ。的確にサウンドの持つ表現力をとらえて映像に落とし込み、融合している。美しさと狂気に満ちた暴力性が同時に存在している---aphex twinと同じような魅力を感じます。で、ちょっと笑える。

カニンガムが描いた絵も「うわぁ~」と思わず声が出た。全開で気持ち悪い。


2010-04-19

パイレーツ・ロック-The Boat That Rocked

遅ればせながらやっと観れました♡


おバカ要素も盛り込まれつつの、ロックへの愛がいっぱいに詰まった、とてもいい映画!!音楽好きは絶対に観るべき!ラジオから発信されるロックも手抜かりなし、キャラも濃ゆいし、1年に1度は必ず観たいなぁと思った。

BBCラジオがくそつまらなかった時代、海の上で24時間ずっとロックやポップスを発信する海賊ラジオ。それを何とか潰そうとする政治家。コメディタッチで描かれているけど、音楽を愛する人間として、じんわりと心に沁みるセリフもあったり・・・ 音楽の価値観がめまぐるしく変わっていっているこの時代に、自分の好きなものそんなに苦労なしに聴ける環境にあぐらかかず、しっかり誠実に向き合っていかなければ、と改めて感じた。そして、ロック(だけに限らないけど)を伝えるために努力してきた方々に感謝しなければ。多少の危険を冒してまでも海賊ラジオを通して発信し続けた、音楽を愛してきた方々あってこそ、私はこうやって毎日ロックが聴けるんだもんね~、としみじみ思った。

主人公の男の子がこれまたツボで、応援しているイギリスのテニス選手Andy Murrayに似ているような・・・?ナヨナヨしてて、胸キュンしっぱなし。それと深夜担当のボブがたまらない、いい~味出してる。

しかし、最後の怒涛の展開には、ゲラゲラ爆笑が止まらなかった。

2010-04-11

"dream of life"


パンクのgod mother的存在、世界中のロック少女の憧れ、Patti Smithを10年以上撮り続けたドキュメンタリー"dream of life"を観ました~。"horses"しかアルバム持ってないけど、彼女の生き方がとても好き。ちょっと抽象的なシーンが細切れに挟まれているんだけど、彼女の表情をしっかりと捉えていて、とても素晴らしいドキュメンタリーだと思った。

彼女は夫(MC5のフレッド・スミス)や、よき理解者であった弟、ロバート・メイプルソープ、、、等々たくさんの愛する人を亡くし悲しみの底に沈むけど、そこから見事に復活を遂げる。とてもドラマティックで辛い試練を通り抜いての人生でも、自分の中から生まれる「声」に正直に向かい合ってたくさんの悲しみを乗り越えている。少ない言葉で、チャーミングな表情で弟や夫のことを語る彼女の視線は、とてもとても力強かった。グッと心に迫るものがありました。

英語が得意だったら、彼女の素晴らしい朗読にもっと感動できたんだろうけど・・・ ちょっと残念。

すごく地に足着いてるけど、真からのアーティスト、パティ・スミスが切り開いてきたものは計り知れないほど大きい。同じ女性として、心からの尊敬と感謝の気持ちをより強く抱くようになった。

レッチリのfleaとオシッコ談義するシーンは面白かった。

2010-04-08

ふらんそわ教授!



最近ずっと聴いている、Francois K.教授サマのコレ

先日twitterでPsycatronのポールから、「日本onlyのリリースだよ~」と教えてもらった。彼とやり取りをするきっかけとなった、"is what it is"が収録されているのです。ポールおめでとう!他にもPete HellerやPetar DundovやTonny Lionni等々大好きなアーティストのトラックが盛りだくさん:)

まず、ちょっと髪の毛が一瞬宙に浮くぐらい、音が素ン晴らしく最高。丸くて温かみのある、それでいて芯がしっかりと通っているlowの音に包まれた瞬間に、心がトロトロに溶けた・・・ もっといい環境でぜひ聴いてみたいです。

現場での彼のプレイをまだ見たことがないから、耳で聴く分にしかわからないけど、mixが本当に繊細で丁寧に音を構築していく。何してるかわからんぐらい、細やか。音の粒をすべてコントロールしているような感じで、だけどちゃんとフロアの隅々まで見ているよ、って言っているような。久しぶりに心の底から「最高!!!」と思った。

ふらんそわ先生、ぜひフロアで体験したい。

2010-04-06

play it fuckin loud!



音楽のジャンルなんて消えればいいのに。
その壁の境目を見せつけられる度に悲しくなる。

そして、音楽をファッションとしてまとうのは、死ぬほど大嫌い。ムカつく。芯のないチープな流行と、進化は違う。お金がヒラヒラしてる音楽なんか、聴きたくない。

いつでも誠実でありたい。