2012-07-25

can we see the hope?


梅雨が明けて大嫌いな夏が真っ盛り。乙女座シーズン突入が待ち遠しく思います。日中は外に出ることがほとんど無いので、先日用事で1時間ほど外出して太陽の光と地面の熱を浴びただけで軽い熱中症になってしまい、ちょっとダウンしてしまった。本当に情けない。どんどん太陽の光がフィジカルにも苦手になってきてしまっている・・・日に当たるとすぐに唇が日焼けして痛いのでマスクしたいけど、黒ずくめにサングラスに大きなヘッドフォンにマスクという格好は、さすがに職質されるんじゃないだろうか。されても拒否します。

最近ようやく夏のchill out mixを作るべく色々と頭をモヤモヤさせている。

ちょっと閃いたことがあって、今はそれにすごく夢中でずっと暇さえあれば考えをこねこねしている。とても暗い事なんだけど、色んな面から見つめていくと面白くて、それをどうやってまとめようかって思うとワクワク。頭の半分は嵐で荒れているけど、もう半分はその嵐を見つめて静かに波が押し寄せている。複雑な心地良さや快楽の絡まり方を、もう少し真剣に掘り下げていってみたい。

私はよく「繊細だ」「考えすぎだ」と言われる。それがこの気持ち悪いネガティブぶりに繋がっているんだと思う。以前はそれが手に負えず自分の外のモノへ依存してしまった時もあったけど、今は自分自身を信じることができるまでは成長できている、と思う。それはやっぱり朝までお酒に呑まれながらも考え抜いたり、腕を血まみれにしたいのを我慢しながら葛藤している時間を過ごしたり、消えてしまいたい気持ちを涙を流して外に出したり、そういうのをウンコと一緒に流してもっと暗闇へと方向を鋭くしていったからだと思っていて。崖っぷちなのには変わらないけど、少しだけ景色を見る余裕はできたかな。

さてと今日も酔っ払いながら選曲ノンストップ!

2012-07-17

invisible city


10月に7年ぶり!にThe Wallflowersの新作が出ます。

嬉しい!!!!

7年前は、アメリカはまだブッシュが大統領で、日本では原発が動いていることがのんびりとまかり通っていて、私自身はどこか体の一部を失ったままそれを無視して生きていた。そして今では何もかもが殺伐としていて、あまりに刹那的な快楽や欲求が渦巻いていて、誰もが正解を持ってないような時代になった。

こんな時代だからこそ、The Wallflowersが新しくメロディーを鳴らしていくことにファンとして本当に感動するし、きっと今回のアルバムもずっとずっと聴き続けていられるような素晴らしい音が込められているんだろうなって思う。

私は正解が解らない。だから音の中身に詰まっているものを信じている。

2012-07-10

getting closer...


長かった2週間が終わりました。

英国男子として74年ぶりにウィンブルドン決勝進出を果たしたAndy Murrayは、残念ながら76年ぶりの優勝には手が届きませんでした。目の上のたんこぶ のような存在だったナダルが2回戦で敗退したことで、今年こそ優勝が現実になるかもしれない!というイギリス国内の盛り上がりは日に日に熱狂的になっていき、その想像を絶するプレッシャーの中で勝ち進んできたけれど、残念ながらトロフィーには手が届きませんでした。

ウィンブルドン初出場の頃からずっと心から応援しているので、表彰式のスピーチには涙が止まらなかった。BIG4と言われていても、私には他の3人に比べてGSタイトルが本当に遠いように思えていつも悔し泣きしていたから、ただのファンなのに自分の事のように物凄く落ち込んでしまった。10代の頃から大きな期待を背負って、負ければ「もっと攻撃的にならないとダメだ」とかあれこれ批判され、やっとやっとここまで辿り着いたというのに。ナダルが言ったようにthis is sportなんだろうけど、こんなのあまりにも酷だなーって。

2年前のAUS OPで同じくフェデラーに敗れて優勝を逃した時、「彼のように泣くことは出来ても、彼のようにプレーできない」と言って涙したマレー君。フェデラーも「アンディが背負うプレッシャーは我々には想像もできないぐらい重い」と気遣うコメントをしていたけど、あの涙を見た時に、本当にその重さを実感した。いつもはポーカーフェイスなだけに余計にそれが見えてくる。

来年こそはきっと!

2012-07-06

electronic ladyland?

最近発売された紙のele-king いいイイですよー。

今を輝きまくってる女の子特集♡♡♡
Julianna BarwickにLaurel Haloなどなど。
音は聴いてても言葉はなかなか読めないですから(英語も頑張って読むけど)

最後らへんにまー君(Mark McGuire)の来日インタビューも載ってます。

決して特集されたアーティストの皆様が根暗だってわけじゃないんだけど、スーパーネガティブな私にとっては、彼女たちの姿勢や考えには大きな影響を受けます。自分の性格が暗いというのにだいぶ慣れたし、それを伝えることもできるようになったけど、10代の頃にPJ Harvey(いや彼女も別に暗いわけじゃないです)を聴いて、ちょっと肯定してもらった気持ちになった。自分のことを変てこだ・暗いんだ・気持ち悪いんだって思ってきたから。フェミニズムにも関わってくるけど、そういう部分って昔は女性は無視されてきたと思うから。

少しだけキチガイな脳みその旅を経験したりして、やっぱり変化してきた部分はあっても、どうしようもない部分はずっとあって、いつもはそれをお酒でごまかす。それがもうぐちゃぐちゃになってきたところに、特集されたアーティストの皆様の音楽に出会ったから、それも同年代といえるぐらいの方たちばかり、大げさだけどこんな時代に生まれてよかったと思うこともあるんだなーと。

というのをほろ酔いtipsyで書いてるあたりが、バカだなと思う。

2012-07-05

suki



「隣に住んでいた子どもね。その子のところに何人かの友達が遊びに来ていた時、たまたま家の前で僕の姿を目にした彼らが、僕に向かって「悪魔!」って言い 放った。そしたらその子、「この人はいい悪魔だよ」って。それより前、その子が僕の自転車を倒したことがあったんだけど、でもそれはわざとじゃなくてミス しただけだったから、僕は怒らずに優しく接したことがあった。たぶんそういう経験からだよね。人には親切にするべきだよ。」

STUDIO VOICE 灰野敬二インタビュー

私の背中にあるタトゥーを彫ったのは灰野さんのライブを観た後だった。

お前の祈りを宇宙に捧げろ---あの時、初めて見る灰野さんの叫びに打ちのめされながら、心のどこかでもうすぐ私は体にお守りを刻むんだな、と緊張しながら、言葉には表せない気持ちで暗闇で息を呑んだ。

そういえば前にDOMMUNEに出演されたのを見ていた時に、天乃川ほしい!ってtweetしたら、倉庫から出してくて売るよ!って返信がきたけど、いつになるんだろう?w