2010-06-29

wimbledon 2010 日誌 #7

5日目はフェデラーの、やっと彼らしいテニスを見ながら寝落ち、6日目は遊びに行ってスコアのチェックだけ。日曜日はミドル・サンデーでおやすみ。そういえば、今年のウィンブルドンは雨が全然降らない。全仏と逆転しているかのような、気持ちいいお天気が続いています。

Andy Murray v Sam Querrey

W杯でイングランドが負けてしまい、よりプレッシャーがかかってしまうかも?しかも相手は直前の芝の大会で優勝しているクエリーだし、とマレー君をちょっと心配したけど、無事ストレート勝ち。気になるのは、1stサービスが悪いこと、ミスが少し目立ったこと。ウィナーをとろうと焦る場面もちらほら。でも落ち着いていたし、調子は上向き。

Roger Federer v Jurgen Melzer

じっくり見れず。メルツァーの攻めも良かったけど、この日のフェデラーは隙がなかった。次は強烈なショットを放つベルディフ。全仏のような結果にならないことを祈ります・・・

Novak Djokovic v Lleyton Hewitt

ジョコの2セットupから観戦開始。ハレの大会でフェデラーを倒しての優勝を果たしたヒューイット、フルセットまでもつれるかと思っていたけど、ジョコが上回っていた。

Paul Mathieu v Rafael Nadal

危ない場面もなく、絶好調にストレート勝ち。

去年の決勝でフェデラーと死闘を繰り広げたロディックがまさかの敗退。2番コートはやっぱり荒れます。気になったのが、観客に怒鳴りコートに唾を吐いて棄権したハネスクの問題。観客の侮辱にキレてしまっての行為でハネスクは謝罪をしました。処分は1万5千ドルの罰金。ただ、侮辱の内容が人種差別に触れるものだったらしい、という記事を読み、複雑な思い。ウィンブルドンで(しかもコートはマウ達が3日に渡ってゲームを続けた18番コート)こんな事件が起こるのはとても悲しい。ハネスクだけを悪者扱いにせず、きっちり原因究明して対策を立ててほしいと思う。

2010-06-28

brainfeeder session



really awesome sound and visual...!


2010-06-25

Wimbledon2010 日誌#4

4日目は女王が33年ぶりの観戦でウィンブルドンに登場。しかし女王は「あまりテニスがお好きではない」って・・・ そりゃ1試合見たら帰るわ。

Andy Murray v Jarkko Nieminen

女王が座る豪華なロイヤルボックス(ティム・ヘンマンの姿も♡)がしょっちゅう映る、いわば天覧試合に緊張したのか、マレー君は最初のサービスゲームこそキープに手間取ったものの、あとは彼のテニスが繰り広げられて無事に勝利。緩急をつけたラリーの組み立て方が素晴らしかった。

Rafael Nadal v Robin Haase

NHKの放送と同時進行で見ていたのが、ナダルの2回戦。ビッグサーバーを相手に苦しい展開だった。第1セットを取られた時は、びっくり。まさか!?と不安になったけど、それが現実にならないのがナダルの好調の表れ。がんがんエースをきめて波に乗ろうとするハーセを、何とかブレイクしてトップランカーの実力でもって勝ったという感じ。後半は完全にモメンタムを握って、圧倒していた。フェデラーはずっと不安定だけど、ナダルは絶好調・・・ どうなるかな。

59-59で2日連続順延になったイズナー対マウの試合は、とうとう終了。70-68という、まず破られない大記録に。こんな数字もう見ることはないだろうな。

サッカーで盛り上がる中、私は森田あゆみ選手の応援をしていたんだけど、最後はミスと勢いにのった相手に圧されて残念ながら敗退。本当に惜しかった。

2010-06-24

wimbledon2010 日誌 #3

3日目は睡魔に勝てず、ロディックとフェデラーと、信じられない最終セット59-59(しかも決着つかず)のマウ対イスナー の試合を同時に見ながら、寝落ち・・・

ロディックの相手、ロドラはダブルスで素晴らしい成績を残している、今時珍しいサーブ&ボレーの選手。負けてしまったけど、攻撃の組み立て方が巧かった。しかも、現役引退したモレスモがコーチになっていると知ってびっくり。

フェデラーは第2セットを落として、まだまだ不安の残る内容。

ジョコを見ようと思っていたら、18コートがとんでもないと聞いて切り替えると、スコアに信じられない数字が・・・ 大幅に記録を塗り替えたこの試合、まだ1回戦。イスナーがMPを何度も握ってたのに、踏ん張るマウ。2人ともへとへとで、今日こそ決着がつくといいんだけど、どっちが勝っても次の試合は相当キツいだろうなぁ。

2010-06-23

wimbledon2010 日誌 #2

Rafael Nadal v Kei Nishikori

試合前の会見でナダルが「トップ10に入る才能がある」と絶賛された錦織くん、全仏のジョコビッチ戦につづき大健闘の試合でした。スコアの数字はナダルが余裕のストレート勝ちだけど、世界中のテニスファンに十分に存在感をアピールできたのでは。ただ、前半はのびのびとプレーしていたけど、後半になるとやはり圧されていたし、絶対に落としてはいけない場面でダブルフォルトで自滅してしまったり、トップランカーの差が見えた瞬間も多々あった。最後まで集中力を高いレベルで維持すること、フットワークを保つこと、ショットの多彩さもナダルの方が圧倒的に勝っていた。

Andy Murray v Jan Hajek

地元イギリスの期待を一身に背負うマレー君は、時々「どうしちゃったの?」と心配になるようなムラがあるんだけど、今日は余裕でストレート勝ち。そろそろエンジンかかってきたかな。

wimbledon2010 日誌 #1

今年もいちばん大好きなGSのウィンブルドン開幕!

Roger Federer v Alejandro Falla

opening matchは7回目の優勝を目指すフェデラーが登場。前哨戦の大会、決勝でずっと負けなしだったヒューイットに敗れる なんて不安要素はありつつも、余裕で勝つだろうと思っていたら。何と2セットダウンからの逆転勝利。信じられないような展開に、1回戦とは思えないぐらいの声援でセンターコートが沸きました。

ミスが少し目立ってたけど調子が悪いようには見えず、波に乗り切れずに圧されていたように見えた。集中力がキープできないのか、なかなかモメンタムをシフトできない、見ていてイライラが募る試合だった。match pointを握られた時は、生きた心地がしなかった。ただ後半はバックハンドも良くなってきて、最終セットは圧倒していたし、これから調子を上げてくると信じたい。

W杯のスペイン戦と精神的余裕がなくて、初日の観戦はこの試合のみ。

2010-06-15

名古屋港水族館



SMASHで存分に遊んだ翌日に、名古屋港水族館に行ってきました。いちばんのお目当てはこの↑アデリーペンギン!コウテイペンギンなどと同じく南極に生息していて、suicaのモデルにもなっている超かわいいペンギン。高校生の頃から大好きで、でも日本で飼育されているのは4ヵ所しかなく、10年近くずっと憧れてやっと初めて見ることができました。

南極コーナーのペンギン水槽は、コウテイペンギンやヒゲペンギンなどなどいっぱいいて、とにかくあんな数を見たのは初めて。圧巻の光景でした。陸上をちょぼちょぼと歩く姿、水中を飛んでいる姿、浮かんでいる姿、どれももう~~~本当にかわいい!!いい歳して、子供に紛れてぐいぐい近づいて見とれてしまった。ちょうど餌やりの時間で、飼育員の方に「飯くれ、飯くれ」と取り囲むペンギンたちが見れて、胸キュンしっぱなし。

時間がなくてじっくりは回れなかったけど、展示の種類も豊富でショーも充実しているし、1日ずっと楽しめるような空間。深海生物の標本が特に素晴らしかった。やっぱり都会はいい水族館がある。今度は南極観測船「ふじ」も見学しよう。

駆け足だったけど、久しぶりにいっぱいお魚を見れて癒されました。

2010-06-14

SMASH 9th Anniversary!


去年にHernanで遊びに行ってぶり、2回目の名古屋MAGOへ行ってきました!ogawaさんのホーム、SMASHの9周年、おめでとうございます。思う存分、踊り倒させていただきました。

夕方に、ogawaさんに名古屋名物ホルモン焼きの「ふじ」へ連れて行っていただき、とんちゃん初体験!びっくりするぐらいのモクモク煙で食べるホルモン、超おいしい。レバーのおいしさビビります。シロノワールも食べて名古屋グルメ、満喫!本当にありがとうございました。

煙で全身すごい臭いを放っているのでお風呂に入ってから、MAGOへ。同じ名前に同じぐらいの身長、そして顔もそっくり、という「まるで生き別れた姉妹」のような、チビちゃんさんにも再会。相変わらず、私たちそっくりでした。名古屋でいちばん古い(そしてずっと移転もしていない)老舗クラブのブッダへも連れて行ってもらいました。広くはないけど素敵な空間、スタッフの方々もあたたかい~。

さて。2時からogawaさんのどこまでも上り詰めるSMASHワールド全開で、本当に楽しかった!フロアの皆様のエネルギーは爆発しまくって、ぐいぐい引っ張られて、あっという間に朝7時。ちゃんと、DJとフロアの矢印が噛み合っていて、ブレが見えない。トラックで流れをコントロールするのではなく、きっちり一晩でドラマを組み立てる。それはやっぱりクラブ遊びの醍醐味だし、いちばん理想とするポイントだし、基本のことでもあると思う。だけど、それがちょっと自分の中で薄れていたかもしれない。と、気づいた。反省。しかし、何かもう、体の中にある「ストイックに踊りまくりたい」願望を放出しまくったように、ずーっと踊ってた。これを、もっともっと長崎でも続けなければなぁ。

ogawaさんとは、地方でこのジャンルを確立させていくにはどうすればいいのか、等々色んなお話もできて、よい勉強となった土曜日でした。伝えることはとても大切!地道にがんばって繋げていくことの大切さを改めて感じた。

今回もとっても楽しい名古屋の夜でした。ogawaさんをはじめ、名古屋の皆様、MAGOの皆様、ありがとうございました!次は長崎チームを連れて遊びに行きたい。

2010-06-12

優勝おめでとう、おかえり、ラファ!



波乱もあったフレンチ・オープンはもう1週間前に終わり、息つく暇もないままウィンブルドンへむけて、グラス(芝)のシーズンに。クイーンズやハレの大会でトップ選手が戦っている。毎週、世界のどこかで試合があるってのは想像以上に大変そう。と考えると、改めて杉山さんのすごさを痛感。

さて、フェデラーが負けるという波乱はあったけど、ナダルの優勝は予想通りの結果。だけど、世界中のテニスファンが胸熱くする優勝でした。ベンチで号泣するシーンを見て、私もドボドボ泣いた。去年の辛かった時期を乗り越えて、太陽の力を味方につけて(ちょっと曇ってたけど、そっちの方がベストだったかもっていうのは本人談)、赤土の上をいっぱいに走ってボールを拾う姿は、はっきりとクレーの王者復活を見せつけた。そして、この優勝でランキング1位へ。いよいよフェデラー絶対王者時代から、本格的にフェデラー・ナダルの2強時代へと、流れは変わった。(もっと前からそうなんだけど、フェデラーがとにかく絶対!というのは終わったかな、と)

いちばんグッときたのは、第2セットの第2ゲーム、ソーデリンにブレイクポイントを握られながら信じられないようなコートカバーリングで、ウィナーとなるようなショットをリターンし、ゲームをキープしたところ。大きくガッツポーズ!あそこは重要なポイントだった。その後の試合を戦うモチベーションにお互い、大きく作用するポイントだったはず。ソーデリンにとっては、ギリギリのゾーンに攻めまくっているのに、返されちゃうのはキツかったのでは。

6月の終わりにはウィンブルドンが始まっている。決勝はもちろん、フェデラー対ナダルが見たい!

2010-06-02

Roger Federer is out of the RG!!! :((((

お天気に恵まれない日々が続くローランギャロスで信じられない大波乱が。

何と王者フェデラーがQFで負けてしまいました。しかも、対戦成績12勝0敗のソーデリンに。フェデラーがグランドスラムの大会でSFに進めないのは、2004年全仏の3回戦で負けて以来、6年ぶり。この数字だけ見ても、この敗退がどれだけショッキングなものなのか、物語っている。serving for the matchのゲームは涙でモニターがにじみました・・・

何度も何度もブーイングされながらメンタルを崩さず、ミスを恐れずにアグレッシブに攻め続けたソーデリンには、猛烈な気合を感じた。素晴らしいファイト精神。ビッグサーブでプレッシャーをかけ、強烈なフォアでフェデラーのフットワークを乱してネットにつめる隙を与えない。いつもなら、流れるような美しいフットワークとラリーのコントロールで主導権を握るフェデラーだけど、ことごとくポイントを崩されて勢いに乗るタイミングを掴みきれないまま、負けてしまった。あんなに翻弄されていたのを見たのは初めてかもしれない。

去年のUS Openの決勝でデルポトロに負けた時、フェデラーでもこんな風に負けてしまうことがあるのか、とショックだったけど、今回の方が私としてはショックが大きい。何だかんだいっても、常に決勝までは勝ち進んできたし、テニスを見始めてからあの圧倒的な強さを何度も見てきただけに、まさかグランドスラムでこんな結果になってしまうとは。去年、ついに全仏で優勝して生涯グランドスラムを達成したけど、それはクレー王者のナダルに勝利しての偉業達成ではなかった。今年の決勝でナダルに勝って連覇してこそ、さらに伝説のプレイヤーとなる!と期待していたから、本当に残念。クレーの魔物恐るべし(グランドスラムを14度も制覇しているあのサンプラスでさえ、全仏は最後まで優勝することができなかった)

私がテニスを見始めた時はサンプラスやアガシが現役晩年ぐらいで(あ、ナブラチロワもいたな・・・)、それからニューボールズ世代(’80年代生まれのプレイヤー)がめきめきと活躍してきた。その中でもフェデラーはどんどん頂点へ上り詰めて、数々の記録を塗り替えてきた。今回の負けは、絶対王者危うし!となる重要なターニングポイントとなるのか?一時の圧倒的な強さに、他の選手たちが肉薄してきている、この状況でも勝ち続けることができるのか?それはウィンブルドンにかかっていると思う。

うーん、優勝はやっぱり、ナダルかな!