今年に入って初めて買ったじょしゅさんことJosh Masonの作品です。これは、sunshine Ltd.からも作品を発表しているDavid Andreeとの共作。レーベルから直接注文をしたら、レーベルサンプラーのCDRとa gift for you!と付箋を付けてwoodworkingsさまの12"もおまけで送ってくれました!すごく嬉しい。thanks so much own records!!
この作品は、ジャケットのアートワークのような、瑞々しい透明感あふれるアンビエント。美しく、静かで、ガラスの向こうの景色を見ている感覚になる。ギターから紡ぎ出される音や、じょしゅさんのマイクロなノイズ、日常でふと目にする美しい瞬間を切り取ったような世界です。
環境音としてのアンビエントって、それこそBrian Enoの"music for airport"なんか代表的だったりするんだろうけど(わたしはあの作品素敵だと思うけど、そこまでマストな作品ではないと思ってます)、本当はこういう作品みたいな瞬間を切り取って美しく彩った作品こそもっとたくさん今の時代のアンビエントとして聴かれてもいいんじゃないかな、と思います。
おまけで送ってくれたwoodworkingsさまの作品もすごく良いです!
幻想的で12k作品が好きな方はどんぴしゃりだと思います。ギターの音が心地よい。
どちらの作品もマスタリングはTaylor Deupreeです。彼はもうすごく有名だけどこの人の感覚も今の時代のアンビエントを体現しているなって思います。
日本ではmeditationsさんで購入できます!本当に素晴らしい作品なのでぜひ。
2014-03-30
Jerry Paper feels emotions - Jerry Paper (patient sounds)
いえい!
ジェリーさんの初vinyl作品”ジェリー紙は感情を感じている”、皆様買いましたか?わたしはlavender vinylで買いました。すごくかわいい色です。わたしの眼鏡がジェリーさんのと似ているので、一緒に記念撮影してみました↑
ジェリーさんっていうかkawaii Lucasさん、この作品でも全開です。おもちゃ箱をぶちまけたようなカラフルなポップさ、ゆるゆるへろへろなボーカル、周りの視線が目に入ってないようなベースライン、世界中が平和になるようなメロディー、もう最高です。
ジェリーさんの音って、どこかノスタルジックな匂いを感じる。誰もが持っていたきらきらした純粋な気持ち、言葉で表すのはむずかしいけど、そういうピュアなものをおもちゃの宝石にしてカラフルに色付けしていくような。でもそこには大人だからこそのクレイジーさも織り込まれていたり。ふにゃ~ぽひゃ~ってしたキーボードの音を聴くだけで、最高だなって思います。
わたしがいちばん好きなのは、最後の"feed me sweet sounds" ギターの音と、ゆるへろキーボードの音に、かわいらしい歌詞、これだけちょっといつもの感じと違うのもすごく良い。
間違いなく今年のベスト入りです。
ジェリーさんって誰?と気になる方はぜひこれ観てみてください。
あと、このビデオもすごく好き。
heavens lesson - Digital Natives (housecraft)
housecraftの今年初めてのリリースです。tomentosaが出すよ!ってtweetしてから、秒速の速さでBUY NOWしました。限定33部です。ここ最近で色々なところから作品を発表している、digital nativesことJeffry Astinさまです。
特別この方のファンってわけじゃないけど、この絶妙なふわふわ感ってカセットならではの空気や辺境感がある気がして、面白いなって思います。
このカセットは、A面B面共に、ゆるさ満点のサンプリング数珠つなぎ、ずーっと繰り返し聴いていられるごちゃごちゃなミックス作品。体の芯が緩みます。段ボールひと箱でいくら、みたいな売り方されているような昔のhip hopやらpopsなどが貼り絵のように絵を作りだしているような・・・ それに古いレコードを再生している時のぷちぷちノイズが乗っかり、昔のラジオを聴いているようです。
届いたのはすごく寒い冬だったんだけど、あたたかくなったこれからの時期にとてもぴったり。
しかし、久しぶりにtomentosaに注文したら、送料なかなか怖くてびっくりしましたわ。
特別この方のファンってわけじゃないけど、この絶妙なふわふわ感ってカセットならではの空気や辺境感がある気がして、面白いなって思います。
このカセットは、A面B面共に、ゆるさ満点のサンプリング数珠つなぎ、ずーっと繰り返し聴いていられるごちゃごちゃなミックス作品。体の芯が緩みます。段ボールひと箱でいくら、みたいな売り方されているような昔のhip hopやらpopsなどが貼り絵のように絵を作りだしているような・・・ それに古いレコードを再生している時のぷちぷちノイズが乗っかり、昔のラジオを聴いているようです。
届いたのはすごく寒い冬だったんだけど、あたたかくなったこれからの時期にとてもぴったり。
しかし、久しぶりにtomentosaに注文したら、送料なかなか怖くてびっくりしましたわ。
2014-03-26
G(u)ai(t)a(r) Meditation 032114
先日の3月21日春分の日 にまー君Mark McGuireの新しいguitar meditationがupされました!DLできますので、春の日差しと共にdeepに潜りましょう。
まー君も説明していましたが、占星術としては春分の日からが「新年」となります。ちなみにわたしがずっと崇拝している占星術家の石井ゆかりさんによると、ここから4月の活動宮の華やかな動きへの道が始まるそうです。
これは一発録りだそうで、mother-goddes Gaiaへ愛や共鳴や感謝など、新しい季節を感じながらmeditationするとても深くて、音の分厚い壁が壮大な作品です。
今年の春分の日は仕事が忙しくて白目むいてたんですが、まー君のこの作品のおかげで気持ちを整理して新しい一年への心の準備が出来ました。
2014-03-18
keep growing
短いけど、先日のSXSWでのまー君のライブの様子です。ちょっと痩せた?そして着ているシャツは去年DOMMUNEで着ていたものと同じかしら。また少し雰囲気が変わって聴こえてすごくかっこいいです。
そして新しいインタビューが出ています。毎度ながら、まー君の返しがすごく長いので英語を読むのに苦労します・・・今回のアルバムにはある人間(まー君自身ではありません)の精神的な旅の言葉がぎっしり書かれているんですが、それが音楽を理解するためのツールかといえばそうでもないみたいで。音楽で表現することや言葉を使うことなどのまー君の考えが、このインタビューでは読み取れます。以前にもTV音楽を制作していたりしてたし、映画音楽の現場で働いたことはかなり大きな変化だったんですね。
そういえば100個限定のバッチ、余ってないかな・・・
sun showers - Matthew Barlow, black coral sprig - Talk West (preservation)
オーストラリアのレーベルpreservationのcircaシリーズが戻ってきました!
そしてこのふたつ、たぶん今年のベスト入りです。最高です。
ピンク色ジャケットは、Matthew Barlowさま。2012年にリリースしたカセットから曲を追加しての初フルレングス作品。彼はtwin springs tapesというレーベルをやっています。
鳥のさえずりや水が流れる音などフィールドレコーディングな音に、ギターの音やピアノの音が美しく響いたり、逆回転かけた音がさっと横切ったり、静かなんだけど情熱的なエネルギーを感じさせる、とても奥深いアンビエントです。特に素晴らしいのが"sun showers"!! 霧の中でドローンな音が重なり響くところへ、シンセの反響がメロディーとしてリズムとしてだんだん姿を現していきます。小さな波がずっと向こうまで広がっていくような恍惚感。どの曲も本当に素晴らしいです。
紫色ジャケットは、Talk Westさま。こちらも2012年にscissor trail editionsからDylan Golden Aycockとしてリリースしたもののリイシュー。
ギターが心地よく響く、フォークな匂いがとても素敵なアンビエント。光がひらひらと舞うような輝きがあって、森の中で深呼吸するような清々しさ。ちょっとロマンチックな甘さもあったり。こういう木や葉っぱや太陽の匂いをまとうギターもの、どれを聴いても大好きでうっとりします。Black Eagle Childや、まー君のアンビエントな部分やgrouperのかわいい部分が好きな人は絶対おすすめです。
春のあたたかい日差しでまどろみながら聴いたら最高だと思います。春は大嫌いだけど。本当に本当におすすめ!!
2014-03-09
just let go
まー君ニュース!
アルバム"along the way"より"the human condition(song for my father)"のビデオが公開されました。ライブでも使われているまー君のお父様たちのホームムービーや写真などが写っています。去年の京都でのライブで、この映像を観ながら微笑んで演奏するまー君の姿が印象的でした。
"along the way"でもそうだけど、"living with yourself"でも家族や友達に対する愛情がとても伝わってくるんですが、まー君はそういった愛は音楽を作る上でとても大切なものなんだそうです。そして、自分の音楽が誰かの人生に作用することはとても嬉しいと言ってました。
それと、DJ名義でもあるthe road chiefの新曲きました!
うふふ♡ って感じのsmoothなソウル。まー君風に言うとre spektな感じです。
facebookのページも出来ましたよ!ぜひ、いいね!してくださいね。
さて、まー君はSXSWの出演も決まって3月、4月は(海外だけど)ライブ目白押しです。色んなアイデアが磨かれていって披露されていくんだろうなー。楽しみ!
2014-03-06
looping around the forest i thought i remembered - hakobune (constellation tatsu)
今年もしー辰こと最強レーベルconstellation tatsuよりhakobuneさまの作品がリリースされました。3本バッチのうちのひとつ、そしておまけにスペシャルな蜂蜜も付いてました(ヴィーガンなので蜂蜜はへいわまちカフェさんにプレゼント、とてもおいしいそうです)
タイトルは「記憶していたはずの森をさまようこと」です。すべてが5分、タイトルはすべて木の名前。
例えば葉が重なり合って出来る影、木々の隙間から見える曇った太陽の光、どこまで続いているのか分からない空間で聞こえる自分の息遣い、自分にしか見えない繊細な感覚を、引き伸ばしてふわりと浮かび上がらせる、そんな音が5分という中に詰め込まれています。
ゆっくりと薄い黄土色や深い緑が濃淡を変えながら漂っていくギターの深いドローンは、自分自身と周りにある対象物とのコントラストを示しているような、「自分の周りに広がっている景色」というものをはっきりと意識した時に感じる気持ちを表しているように、私は聴こえます。
どれもhakobuneさんの作品は素敵なんですが、音の中に詰まっている世界観ってそれぞれ違っていて、だからすごく好きです。
タイトルは「記憶していたはずの森をさまようこと」です。すべてが5分、タイトルはすべて木の名前。
例えば葉が重なり合って出来る影、木々の隙間から見える曇った太陽の光、どこまで続いているのか分からない空間で聞こえる自分の息遣い、自分にしか見えない繊細な感覚を、引き伸ばしてふわりと浮かび上がらせる、そんな音が5分という中に詰め込まれています。
ゆっくりと薄い黄土色や深い緑が濃淡を変えながら漂っていくギターの深いドローンは、自分自身と周りにある対象物とのコントラストを示しているような、「自分の周りに広がっている景色」というものをはっきりと意識した時に感じる気持ちを表しているように、私は聴こえます。
どれもhakobuneさんの作品は素敵なんですが、音の中に詰まっている世界観ってそれぞれ違っていて、だからすごく好きです。
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