2013-08-30

lets call him ma-kun,again!!



まー君ニュース!!大ニュース!!!

Mark McGuireが来日します!

night cruising presentsで10月14日に京都OILにて!

きゃあきゃあきゃあ♡♡♡

わたしはもちろん行きまーす!!

2013-08-29

a warm dark glow - the nether dawn (Yōgoh Record)


今年より東京でスタートした影向レコードの第2弾リリースです。
名前が入ったカードも同封されていました。嬉しい。増渕さんありがとうございます!

NZのベテランアーティストAntomy Miltonのサイドプロジェクトで、100年程前の軍事格納庫で録音した音とヴァイオリンの演奏を多重録音したものだそうです。

程よい残響音とアヴァンギャルドなヴァイオンの音の融合は、埃が舞う時が止まった古い部屋の空気が閉じ込められていて、緊張と弛緩の絶妙なバランスだったり、胸に迫るメロディーで圧倒されたり、本当にとても素晴らしい作品です。ラストの"warm dark glow"はショートムービーのようなドラマチックさです。

DNAに刻み込まれたような、古くから根ざしているカントリーだったりブルースだったりフォークだったり、そういうにおいにどうしても心惹かれます。この作品はそういう部分と実験的な音の響きが、すごく自然に混ざり合っていて、まさに彼の「真夜中のドローンブルース」という言葉がぴったり当てはまります。(この作品についてのインタビューも併せてチェックを!)

ぜひたくさんの方に聴いてほしい!本当に素晴らしいです。



2013-08-28

split - Keith Fullerton Whitman / Floris Vanhoof, spectral life - Terrence Hannum (shelter press)



shelter pressのリリースです。フランスからって書いてあって、?と思ったら拠点が移ったんですね。

まずはsplitのA面のWhitmanさま。4つの組曲構成で、もうさすがというか、音のひとつひとつが輝いていてそれがとてもきれいに浮遊しています。ドラム、メロディ、ピュンピュンな効果音、それが最後に合わさり、明るいカラフルなビーズが振動しているような世界に。至極の電子音です。


B面はばんばんさんことVanhoofさま。こちらは1曲のみの構成。彼ならではの不思議で捉えどころのない世界、宇宙から深海から、真夜中の森の暗闇から、誰かさんの混乱した頭の中から、発信される電子音をキャッチして奏でているような。やっぱりこの人不思議だなあって思います。


ばんばんさん、大好きです、ふしぎ全開で。


もうひとつは、Terrence HannumさまのLPデビュー!な作品。こちらは先着100部限定で、テレンスさんのドローイングのzineが付いてます!レーベルの雰囲気と非常にマッチした内容です。

A面は、今年の初めに届いたBelatenからのカセットよりも、落ち着いた感じもありつつ、やはり暗黒に冷たく鋭い閃光が見えたり、煙がもうもうと立ち込めるようなドローンだったり。

そしてシンバル?の音から始まるB面が素晴らしい!冷たく青白い空間で頭上から降り注ぐ太陽の光を浴びているような透明感あふれる、ドローンな音のうねり。シンセの音がふくらみ収束していく様子は、大きな海がゆっくりと波だっているよう。感情が揺さぶられます。本当にとても素敵。


まだどちらもレーベルに注文できるみたいです。ここはアートワークもすごくきれいで大好き。気になる方はぜひぜひ。

2013-08-21

city of echoes



先週末はお盆休みで京都に帰ってました!

念願の京都水族館に行ったり、鮎の塩焼きドッグ食べたり(養老氏が講演されていてびっくりした)、わらび餅買いに行ったり、父とビール飲みに行ったり、妹にご飯作ったり、母がどハマりしている「あまちゃん」を観たり(噂通り面白そうなドラマだった)、久しぶりにゆっくり過ごせました。

それと!恐れ多くもTobira recordsの方たちとおいしいヴィーガン料理とお酒をご一緒して、鴨川でchillったりすごく楽しかったです。ありがとうございました。今年の夏のいちばんの思い出。わたしがいちばん飲んでて酔っ払ってたけど・・・普段ほとんどカセットのことや音楽のこと話すこともないので、色んなことお話できて楽しかった。京都の人、本当にありがとうございます。

meditationsさんにもちょっとだけお邪魔してきました。インドと京都だとどっちが暑いんですか?て聞いたら、インドの方が暑いと仰ってたので、絶対に住めないと思った。カセットいっぱいありましたよ~。Hanson Recordsからリリースされた、Emeraldsのカセットもふたつ置いてあったので気になる人はぜひお店に!あれすごくどろどろしててかっこいいです。それに最近ロシアのレーベルから出たhakobuneさまのカセットもばっちり置いてました◎

今度帰るのは年末年始かなー、もう明日にでもまた帰りたいぐらい。


2013-08-15

kill the radio



Mark McGuireことまー君が先日にLAのDung Mummy Radioで演奏した時の音源が公開されています!

↑のyoutubeでは演奏の部分のみ、放送音源はこちらでDL可能です。

58:30あたりに最初の演奏、新曲と"Along the Way"の冒頭のパートも演奏してます。

1:53:27あたりからインタビュー。新しいアルバムのことや、今後の予定、他にも何か色々しゃべってます(たぶんカセットのことも)わたしの耳ではあまり詳しく聞きとれません・・・

2:30:44からもうひとつ演奏。これがもうキラキラしていてすごくよい!!と思っていたら、またまー君色々としゃべってます。ペダルを使った演奏についてなどなど。楽しかったんだね・・・今まで、まー君って寡黙な人なのかなと思ってたんですが、話し出すと止まらない系の人っぽくて。

Mark McGuireファンの皆様ぜひともチェックしてみてください。

さて、まー君は現在ヨーロッパをまわっています。wastelandsではNate YoungのTシャツ着てライブしてた!別の場所でもFloris Vanhoofさまとgigしているみたい。何て贅沢な組み合わせなの・・・9月はオーストラリアでいくつかgigをする予定みたいです。

それと、新潟でのインタビューがupされています。ぜひともOPNとのskyrampsを再発してくれないでしょうか。

そしてもうひとつ、本当はEmeraldsで出演するはずだった(その後解散してしまったけども、まー君も出演予定だったのにキャンセルしちゃった)今年のTAICOCLUBでの、Steveのライブの模様がupされました。彼のライブ映像はけっこう貴重かと思います。

Steveは9月にeMEGOから未発表音源などをまとめたアルバムをリリースします。楽しみ!


2013-08-14

Wash, then Dance // Never Soon - Sunny Dunes (carpi records)


フランスのcarpi recordsより、同じくフランスのSunny DunesさまことMikaさんのリリースです。ペイントはMikaさんご本人によるもの。carpi初のダブルカセットです!お知らせを見てからすごーく楽しみにしてました。

この作品が今までのリリースでいちばん素晴らしく、そして聴きごたえのあるものではないかな、と思います。

今までのような地下の暗黒さをにじませつつも、たとえば眠れない日の夜のぬるぬるっとした空気感や、レコードを聴いていて針が飛んだ時の一瞬のゆらぎが持続したような浮遊感、深夜に音楽もかけずに車で暗い道を走っているようなもったりした疾走感、

Mikaさんの絶妙なたくさんの音の配置に、シンセの音がぶわっと広がっていく。ただ無限に広がっているのかというと、そうではなくて、うまいことコントロールされている。エキゾチックなビートが入っていたり、一気に色んな展開が出てきて、これまで以上にビートを強調している曲もあるし(最近のHobo Cubesさまを彷彿とさせる感じ)、気合いがこもっているのが伝わります。

これからも追っかけます!