2012-08-08

Fauna - Marihiko Hara



京都発の電子音楽レーベルshrine.jpから発売された、京都在住の音楽家Marihiko Hara(原摩利彦)のアルバム。

3月のI WANT YOU in 長崎で初めて観たAOKIさまライブでここらへんの音への思いが一気に、ぎゃー!って爆発しちゃっていて自分の体がステンレスの板みたいな気持ちになって電波バキバキ全開な気持ちを、このアルバムはそよそよと受け流してくれました。しかもfauna vのうりゅりゅんラップに、あたしもうりゅりゅん~。

今までの作品を聴いたことがないのでよくわからないんですけど、こういう音(グリッチ?エレクトロニカ?アンビエント?IDM?もうこういう表現って古くさくない?)の持つ、繊細で微妙な揺れ幅みたいなもの、とても丁寧に表現されていて、それもすっごく優しいタッチで滑っていて、ふわりと落ち着きます。

電子音にエモーショナルな響きはない ってそんなバカなこと言う人は21世紀もだいぶ進んできてるのでもう今更いないでしょうが、このアルバムに詰まっているような音のひとつひとつが重なり鳴り響いて、自分の中にある気持ちの揺れ動きと外の世界の景色が絡まり合って、すごく立体的な感情の波が見える瞬間があって、あの独特な景色というのは人間が生み出した電子音だからこそ だと思っています。

こんな音は断然に大阪や京都が面白いし景色に合ってる。

私は京都のikoiotoさんで購入したですけど、ここで買うとおまけCDにステッカーもくっ付いてきます♪そしてこのアルバムを聴いて発見したのは、お休みの日の朝に起床して、冷たいワイン(泡ならさらに良し)をしばきながらぼんやりdaydreamin'すると、めっちゃ最高!いつか京都でライブ見れたらいいな~

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