2011-04-26

comfort in sound


最近Takaさんのtwitterをフォローし始めたのをきっかけに、久しぶりにFeederを聴きました。ずっと前にフジで初めてライブを見て、そこから好きになったバンド。ラウドな中に繊細な感情が揺れ動くメロディーが大好きです。

彼らには、ドラムのジョンが亡くなるという悲しい出来事があって、その事についてTakaさんは「トップランナー」でも言葉を選んで話していた。あの頃にすごくリンクするものを個人的に感じていたので、彼らの姿勢にすごく励まされた。そして数年経った今も、Feederは世界中でたくさんの人たちを魅了し続けている、トップバンドとして活躍しています。

10代の頃にはあまり好んで聴くタイプの音ではなかったけど、今ではふとした瞬間に体の中に流れてくる。そうやって、経験を積みながらたくさんの素敵な音楽を聴いていくんだな、と最近改めて思った。たくさんの色んな感情を植えつけてくれるから、聴くんだろうな。

地震が起きてから、価値観というものが改めてふるいにかけられているように感じます。音楽の力が世界を変える、というハイパーな考えだけでは、日々を食べていくことは出来ないし、ずっと昔にぶった切られているし、世界中の人たちがひとつの感情を共有することはとても難しくなっている。だけど、個人のレベルで多くの素晴らしい感情を享受できる時代にはなった。もしかすると、これから先に大きなムーブメントが起こることはないかもしれないけど、それぞれのenjoyできるものを大切に思うことはできる。すごくシンプルなことだけど、私はこれからも大切にしたいし、それを他人に邪魔されたくはない。

ってな事をしみじみと思いながら、Feederを聴くのでした。

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