hakobuneさまの、もともとはAvant Archiveからカセットでリリースされていた"evergleen"が新曲を加えての完全版でのリリースです。ジャケットと中のブックレットの写真はごとうさんによる作品。こうやって紙で印刷されているのを見ると改めてとてもきれいです。
水中から降り注ぐ光を受け止めているようなあたたかさ、そよそよと揺れるカーテンの影、飛行機の窓から見えるどこまでも広がる雲の広がり、とても大きく全身を包み込む音の空間に、時間を忘れて溶け込んでゆきます。
hakobuneさんの作品は、いつもステンドグラスのようなきらめきや、夜の深い時間のしんとした時間に流れる風のにおいを感じるのですが、この作品はふわふわした揺らぎのあたたかさを感じます。遠くの奥の方から、大きな波が流れていくような、とても奥行の深い像があって。
とても甘くてロマンチックに聴こえるのはわたしだけでしょうか・・・
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