2015-10-09

karesansui



先日、すださんからお誘いいただき、ベルギーにあるレーベルslaapwel recordsのStijnが日本へ旅行に来ているということで、すださん・Stijnのセッションを見学させていただきました!

↑これがその一部。

聴く側の人間にとっては、どうやってあんな音、こんな音が出来上がるのか、機材には全く詳しくはないけど、たくさん知ることができて至福の時間でした。

Stijnは本当に日本が大好きでよく知っていて、そして本当に優しいので、音楽の話から捕鯨の話まで色々と盛り上がりました。

後日、彼よりslaapwelからのリリースを送ってもらって感激。

このセッションは、手を加えて将来は何かしらの形でリリースされると思います。ひとまずざっくりしたものを送ってもらって、ずっと聴いていますが、これはたくさんの人に聴いてほしい!素晴らしい作品になると思います。

Stijnとは一緒にレコード屋さんにも行って、あれこれわたしの好きな人やレーベルをおすすめしました。oh, yoko 気に入ってくれるといいなあ。

次に日本に来る時はツアーがしたい!ということなので、実現したら、ぜひたくさんの人に彼と会ってほしいと思います。

2015-09-07

and the birds sing in chorus first - Lake Mary (eilean rec.)



ChazさんことLake Maryの新しい作品です。

プレオーダーから楽しみに待っていて、かわいくてきれいなアートワークに嬉しくなります。

彼のギターの音には、いつも川の流れる音が聴こえるような、自然の風景とリンクしたような雰囲気があって、それがメロディにもしっかり表れているように感じます。アメリカの乾いた空気に広がる空、土埃、古い家の木でできた床の木目。

Daniel Bachmanが古くから伝わるフォークやブルースの匂いが入り混じるプリミティブギターならば、Lake Maryはもっと日常に寄り添う、キャンプファイアーで目を閉じて振動を感じるようなギターだと思います。

今回の作品は、過去数年に色んな場所で録音された曲が収録されています。バンジョーもあれば、部屋にふらっと入って来た犬もちょっと鳴いたりしながらも、ドラマチックにメロディを展開させていく、彼の集中的なエネルギーを感じる曲。

いつも不思議だけど、彼がどんどん繋げていくメロディ(24時間テレビのくそっぽさ満点の言葉ですが)は、体にするりと馴染んでいきます。

この作品とあわせて、ぜひ聴いてほしいのがこれ。


Lake MaryとThe Ranch Family Bandのライブ音源です。最高!

ちなみに今後リリースされる彼のアルバムに、patient soundsでのリリースも控えるBraeyden Jaeが参加しているそうです。楽しみ:))

2015-09-01

love knows where - hakobune (constellation tatsu)



しー辰からのhakobuneさんリリースです。ここから出すのは3作目。

私は、hakobuneさんの数あるリリースの中で、しー辰1作目"the cowboy across the river"が本当に好きで、今でも何かあると引っ張り出して聴きますが、(持ってない方はデジタルで聴けますのでぜひ)

ここからリリースする作品は何かロマンチックな雰囲気があると思うのですが、どうでしょう。

今回の作品は、砂底に水がゆれて影がゆらゆら映る感じや、真っ暗な夜空を見ながら風に当たっているような涼しさ、そんな風なクリアな感触があって、

スーーーっとした心地よい道筋をたどっていく感動があります。

繊細に重ねられ、延ばされて変化する音が、ゆっくりと姿を変えていくのを感じる度に、深い緑色青色が動くのが見えて、少し湿度がある風がふわっと吹き抜ける。

そういえば、3月に新潟でまー君と共演したライブを観た後、まー君にhakobuneさんのライブどうだった?って聞いたら、

とても面白かった、時空がぐいーんって歪む感じ、映画のような時間の経ち方をするよねって言ってました(英語なのでいかんせん自信ないですけど、たぶんこんな感じ)

私もライブを観てそう感じたし、それは他の作品にも通じるなあって思ったのを覚えてます。

作品ごとに見える景色や色、感触が違って、時間の経過するスピードも違う。お祈りがあれば、言葉では表現できないような感情もあって、非日常的な景色もある。

だから、私はhakobuneさんがすごく好きだし、こんな繊細な表現を重ねていることを尊敬しています。

先日の法然院でのライブも本当に素敵でした。良い夏の終わり。

2015-08-30

wanna be startin' somthin'



ずっと書いてなかったけど、相変わらず音楽は聴いています。

書いてない間に、念願の小鳥を迎えました。

もうすぐ1歳のセキセイインコ。名前はnicoちゃん。由来はNico Muhlyです。たぶんメス。

憧れだった小鳥との生活は、本当に愛おしい時間に満ちていて、突かれて怪我をしようが肩にウンコされようが、全力でこの小さな命を愛して育てるという気持ちがもっと強くなります。

そうそう、3月はまー君のライブにも行ってきました。とても素敵でした。

もうたくさんの音楽を聴く気持ちの余裕はなくて、だいすきな人、尊敬できる音楽を選んで聴くような生活です。

でも、今日このブログを読んでくれてた女の子に会って、資格の試験もひと段落したことだし(受かってる自信はないけど)またぽちぽち書いてゆきます。