2011-05-31

to my dear friend





hi, how's there? i really miss you.

2011-05-26

They are intruders. I'll never forgive them.

先日、和歌山県太地町のイルカ追い込み漁や捕鯨を行う漁師たちに密着したドキュメンタリー、NHKスペシャル「クジラと生きる」が放送・再放送されました。アカデミー賞を受賞したあの悪名高き「The Cove」の影響を今も受け続ける町や漁師さんたちの姿を克明に捉えていました。

私は子供の頃に、何度も太地の漁師さんたちが獲ったイルカやクジラのお肉を食べました。何度もくじらの博物館に行って、捕鯨の歴史をあそこで学びました。太地は大好きな町です。ずっと昔から続く捕鯨の歴史に誇りを持っている素晴らしい町です。だからこそ、放送されたような、あんな侮辱をされているのを見るのはとても辛かった。執拗な嫌がらせに、それも過激な動物愛護をふりかざす外国人(はっきり言ってしまえば白人)の理解ない言動に、漁師さんたちがじっと耐えて揺れ動くのを見るのは、本当に辛かった。

(単純に表現してしまえば)「クジラを殺すのはかわいそうだから」という理由で、反対・抗議するというのは、馬鹿げた意見です。そういう人は人類全てをベジタリアンにするよう活動するべきです。近代、鯨油だけを目的に欧米人たちが乱獲したのが原因で、資源数が著しく減少した種もいることを彼らは知っているのでしょうか。数々の生物を絶滅に追いやった欧米人が、クジラもそのような危機にさらしたということを知っているのでしょうか。古代から捕鯨を行い、無駄なくその命を大切にいただいてきた、日本の歴史を彼らはどれぐらい理解しているのでしょうか。放送を見る限り、そんな部分は微塵も見られなかった。吐き気がするような異文化蔑視です。彼らは決してguardian(守護者)なんかじゃない。intruders(侵略者)stalkerです。

子供の頃から、捕鯨反対の風潮には憤りを感じていました。どうしてマイノリティーである食文化が批難されなければいけないのか。なぜ「かわいそうだから」という非科学的な感情に左右されなければいけないのか。「じゃあ牛や豚はいいのか?カンガルーはいいのか?」ということではなく、なぜずっと続く歴史・文化・伝統を否定されなければいけいないのか、(もちろん乱獲は絶対に許されないけど)捕鯨というものが理解されないことが悲しい。

きっと、彼らは一生理解しない。そんなつもりないだろうし、これからも卑劣な行動を続けていくでしょう。捕鯨問題は宗教のように埋めることができない溝で、「the cove」はそれを修復不可能なものにしてしまった。だからといって、彼らを太地にのさばらしたままなんて、許せない。また来年の漁のシーズンに、漁師さんたちが侮辱され、盗撮映像を世界に晒され、無抵抗に批難され続けるなんて、絶対に許せない。早急に政府はしっかりと対策を考えてほしいです。

最後に、日本鯨類研究所のページで、抗議書・署名が行えます。声を上げなければ何も始まらない。彼らの許されないテロ行為に屈しないために、多くの署名が集まってほしいです。

2011-05-14

EP/IC

  Eric Prydz Pres. EPIC - o2 Academy Brixton, London 02.04.11 (Full Set) by Eric Prydz Official

4月2日にO2 Academyで開催された、Eric Prydzの超スペシャルなショウ"EPIC"のフル音源です。ここ最近ずっと聴いている、お気に入りです~。

これ、演出がかっこよくて、ブースの後ろの画面からの映像は3Dで、照明もクール!しかも、彼のトラックがこれでもかと目白押しのMixに、たまらん!と白目むくぐらい、かっこよくて。夢の中でもいいから、彼のプレイで照明してみたい・・・

改めて、何で私はEric Prydz(変名も含めて全部)大好きなんだろうって考えると、彼のトラックは音がひとつひとつシンプルなんだけど、研ぎ澄まされていて、ブレイク明けのキックひとつだけでもフロアで聴くと感動がすさまじい。そして、一晩のドラマチックな瞬間のあの一体感の素晴らしさを前面に押し出している。そこには誰かの笑顔があって、DJに感謝する瞬間があって、全力で楽しもうとするエネルギーがあって。それをグイッと引っ張ってくれるような、そんな感じがします。

本当~~に彼のプレイ見たい、ヨーロッパまで行かないと見れないんだもんなぁ(彼は飛行機がダメらしいのです)

2011-05-08

「恋のタックル」

サークルの先輩・同級生カップルの結婚式に出席してきました。

久しぶりに濃ゆいメンバーが勢揃いして、本当に楽しい時間を過ごせた。式も披露宴もとっても素敵で、結婚の幸せってほわほわしてるものなのねー、としみじみ思ったです。きれいで幸せいっぱいのK先輩のドレス姿、ちょっと男の頼もしさを漂わせていたS君の緊張しまくっていた様子が、微笑ましくてジーンときた。

人見知りというか対人恐怖症というか、普段からクローズしている私にとって、他人と関係を築くことってかなりエネルギーを使う。頭の中お花畑だし。だけど、久しぶりにあのメンバーと会って、いかに私は素敵な人たちに囲まれて過ごしているかってことが改めてわかった。大好きな人たちに感謝しなければ。

しかし、客観的に見て、自分がどれだけ世間とズレているかって痛感した・・・ まあ、これは子供の頃からわかってたことだから、いいんだけど。

2011-05-04

VOICE - Hiromi Uehara






やっと購入して毎日聴いています。

彼女のトリオというと、あの至福な瞬間がギュッと詰め込まれた"Spiral"を思い出す。彼女のリズムやメロディがあの時点で頂点を極めていて、そしてライブでの爆発力たるや凄まじいものがありました。それからSonic Bloom、ソロやスタンリー・クラークでのサイド、チック・コリアとの競演を経て、さらに前進しているピアノを彼女の世界を今回のアルバムに刻み付けています。本当に素晴らしい。圧倒的な音です。

すぐに「ひろみ節!」とニッコリしてしまう、メロディとリズム。アンサンブルの緩急が絶妙で、一瞬も耳を離せない(だけど緊張で疲れることはない)展開。3人の超絶技巧が火花を散らすというより、ベストなバランスで絡み合っているような安定感です。そして何より、これがトリオで表現されているということ、それだけ上原ひろみのピアノがさらに向上していること、に圧倒されます。ピアノで表現をするテクニカルな部分での飛躍が、明らかに聴こえてきます。

トリオって本当にミニマルな編成で、それぞれの持っている引き出しが顕著に表れる。バトルもあれば強固な結び目もある。表現することの限界のラインをどれだけ超えていくか、それがはっきり分かる瞬間、トリオならではのマジックが、このアルバムにはたくさん詰まっています。

スネークマンショウ再結成の際の桑原茂一のインタビューに「今の時代は、表現者にとって、生きているということも含め、自分が本当にすべきことが評価される時代」というような発言があった。上原ひろみは信じられないようなハードなライブ行脚を何年も続けていて、一瞬一瞬に全てを注ぎ、二度と訪れない生モノの感動を求めて、世界中を飛び回っています。そこから得たものを作品に落とし込む。そんな彼女の姿勢に、桑原氏の発言を思い出しました。

ジャズ云々っていうより、彼女の生き様やピアノが本当に大好きだって改めて痛感。音楽から学ぶものってたくさんある。それをenjoyするかは、受け取る側の努力なのだと。

ライブが楽しみ!