2013-12-27

Padang Food Tigers / Lake Mary split (scissor trail edition)


scissor trail editionよりリリースされた7inchです。ここは前にJosh Masonさまがカセットをリリースしています(sold outですが、このカセットもとても良い) Padang Food TigersさまさまとLake Maryさまのスプリット。とてもきれいなジャケットです。

A面のPadang Food Tigersさまさまは、バンジョーをつま弾く音がちょっと切なく響く小さな曲。

B面のLake Maryさまは、これもバンジョーの音のアルペジオ?にストリングスの音が合わさる、とても美しくドラマチックな曲。すごく良いです。planted tapesからのリリースされたカセットで好きになったんですが、ますます大好きになりました。


bandcampでデジタルも買えます。とても美しいので朝なんかにぴったり。

2013-12-22

"he always made something special for me"


かなり今更な感じのまー君ニュース!

5月の来日ツアーで先行発売されたまー君のアルバム"along the way"が来年2月にdead oceansからリリースされることになりました!来年はこの愛があふれるアルバムが世界中でspreadされると思うと嬉しいです。わたしももちろん買います。

それとbandcampで2006年に制作されたクリスマスアルバムもupされています。家族や友達に捧げたものだそうで、discogsにも載ってなかったし知りませんでした。アコースティックギターの音がとてもあたたかく響いて、まー君がよく使う家族の会話なども挟み込まれた、とても素敵な作品。

それと、2010年にDeception Islandからリリースしたカセット"misunderstanding"もbandcampにupされています。わりと長めのとろける感じの作品です。

それとそれと、2007年12月6日にレコーディングしたとの事でtidingsから"trips through the park"のビデオが公開されました。
これは最初カセットでリリースされて後にweird forestからamethyst wavesと一緒に2枚組でヴァイナルとしてもリリースされています。どこもsold out状態なんですが、5月の来日での物販で並んでいたのでまだ在庫あるはず... 

今年は、年明けいきなりえめらるず解散して泣いたけど、ついに初めてまー君のライブが観れた上に京都でも2回目観れたり、しかも本人と少しおしゃべり出来たり、他にも嬉しい事があったり、ファンとしては感無量でした。彼の作品がきっかけでカセットの道に進んだ私にとっては、音楽を聴く事の素晴らしさを改めて感じたり、色んな事に気付いたり、出会いもあり、本当にまー君には心から感謝することばかりです。でもそれは私だけではなく、きっと世界中色んなところでそんな人たちがいるんだと思う。だからこうやって素晴らしい作品を作ってどこか誰かの人生を素敵なリボンで結びつけるような、そういうアーティストなんだなって、ますます尊敬する気持ちも大きくなります。改めてbig fan om himでよかったなと思う1年でした。

2013-12-21

disappear - Brandon Hurtado (carpi records)

素敵な作品のリリースを重ねるフランスのレーベルcarpi recordsから、Brandon Hurtadoさまことぶらんどん君の新しいカセットがリリースされました!写真の右側です。左はLost Trailさまのカセット。そして一緒にモナコのビンテージなポストカードと、"thanks! beast!"のメッセージも同封されていました。え、beast?? これは喜んでいいのか?とちょっと疑問ではありますが、オーナーさまありがとうございます!

カセットのアートワークはぶらんどん君のコラージュ作品。彼は素敵な写真もたくさん撮っていて、最近はコラージュ作品もtumblrで観ることができます。

春にリリースされた"Hotel"のような彼ならでは瑞々しい世界もありつつ、日常にあふれるノイズやボイスなどの素材を散りばめたり、今までの作品からグッとディープに深化したような世界観。この反復していく音の透明感がある感じや、いつもどこかしらで吹いているノイズの音、ざらざらしたメロディー、音の素材が今までより広がりのある感じで使われています。

ずっと向こうにある景色に、明かりがひとつひとつ灯るのを見つめているような、離れた視点もありつつ、ぶらんどん君らしいあたたかみももちろんあって、とても素晴らしい作品です。

精力的にsoundcloudでも新しい音源をupしていたり、ぜひとも注目してほしいアーティストです。たぶんこれからもっと面白い世界を見せてくれると思う。今年、彼の作品に出会えたことは自分の中ではとても大きな出来事だったり。これからもリリースを重ねていってほしいです。


カセットもまだ買えるみたい。carpi最近すごく好きです。

2013-12-01

Transitoriness - Nobuto Suda (organic industries)


以前にお知らせしていたNobuto Sudaさまの新しいアルバムです!こんな素敵なパッケージで届きました。ありがとうメッセージも入ってました。こちらこそありがとうございます。ちなみに一緒に写っているのは、最近仲間入りした同居人のKAWAII Dustinくんです。由来はもちろんあの人です。

このアルバム、ずっと毎日のように聴いています、仕事に行く前のちょっとゆっくりした時間に淹れたてのコーヒーを飲みながら聴くのがすごくしあわせ。ふんわりと寄り添ってくれます。

冬の早朝のまぶしい太陽の光のような、フィルターのかかった光を感じさせる音が何層にも重なっている中に、ギターのゆったりとした音、植物?が擦れる音、外の世界の音、どこまでも広がるような雄大な雰囲気があって、それがあたたかく包み込んでいるような、とても広がりのある世界。

あたたかくて、優しくて、ふわりと包み込んでくれて、丸みを帯びたしあわせな気持ちになる、静かなんだけど微笑みながら歌っていて、光に満ちています。

音と音の間にやわらかい隙間があって、そこに入ってみると、あたたかい恍惚感があります。

とても素晴らしいです。たくさんの人の耳に届いてほしい。1日の中でほんの少しでもいいから、この作品のような時間を持てることが、とても幸せなことなんだなってじわじわと実感できます。



2013-11-20

tonight is why - hakobune (psychonavigation)


アイルランドのレーベルよりリリースされましたhakobuneさま新しいアルバムです。アートワークはOhtaさんです。

この作品は39分超の1曲のみ。長尺でhakobuneさんの音の世界をじっくり味わえるなんて~、と嬉しくてふるふるしました。ちなみにこんな感じ。

静かな祈りを湛えるようなギターの伸びやかな音に、意識を奥深くまで進めるドローンな音、曇り空の上空に吹いている風のようなノイズがふんわりとかぶさって、どこまでもどこまでも、静かに波打つように、音の液体が身体をゆらゆらと浮かび上がらせて、遠くまで運んでゆきます。

hakobuneさんの作品を聴いていると、よく光に照らされたステンドグラスのような透明感のある色が見えるんだけど、この作品はちょっともったりとした深い青が見えました。何というか、すごく遠くまでまっすぐに静かに伝わるエネルギーを持っているような、濃くて深い青です。

そして、やっぱり深い森のにおいがするような、奥深い世界観があります。

ひんやりしていて、でもふんわりとあたたかい粒子が舞う瞬間もあり、hakobuneさんの素晴らしい世界をじっくり堪能できる素敵な作品です。

meditationsさんはじめ、まだまだ購入可能ですので、皆様ぜひに!

2013-11-16

Guwez / Yzurm - Takamitsu Ohta (self help tapes)


tobira recordsの作品の装丁などを手掛けていらっしゃるTakamitsu Ohtaさまの初の音楽作品です。以前にも書いたように、Brad Roseお墨付きです!カセット、CDR共にsold outしているのですが、bandcampからデジタルで買えますので、皆様ぜひに。



(ちなみに↑の写真に一緒に写っているのは、同居人のZARAたんです。今年の夏に京都水族館で買った特大オオサンショウウオのぬいぐるみ。スカーフ巻いておめかししています)

採集してきた石などの素材を用いてもう一度その環境を再構築するという、music concrete な作品。何と編集は一切加えられていないとのこと!びっくり。

これは何を使った音なんだろう、ずっと向こうで聴こえる音は何だろう、どんな形の石が音を出しているんだろう、って考えながら、目をつむってこの世界に入り込んでいくと、ある自然風景の中に溶け込んだような感覚になる。人間以外の生き物や植物や肌をなでる風が奏でる音が、人間の手で再現する(身の周りの自然の素材を用いて)というのが、とても面白いし、目の前にふわりと風景が浮かんできます。朝早い時間にこれを川に持っていって、目の前の川のせせらぎの音と混ぜながら聴いてみたいなって思いました。

自然の音って、どんな状況でも体の中に溶けていく、でもそれを作品として(しかもこの作品のように再構築した音を使って)形づけていくことって、すごく繊細な感覚じゃないと難しいと思います。自然に対する大田氏の眼差しが感じられるような作品です。すごく素敵。

2013-11-14

superfluere - Sunny Dunes (seconds records)



フランスseconds recordsの5番目のリリース。レーベルオーナーのMikaさん aka Sunny Dunesさまの作品です。今回のJカードはナイスなジャパニーズ緊縛です。Mikaさんのビンテージポルノな写真のピックアップはいつも素敵。30部ちょっとかなと思っていたら、今回は14部限定のカセットでした。事前にメールでお願いしていたので無事に購入できました。よかった。

A面はもうもうと立ち込める電子音の煙があたりを包み込み、雨で濡れた地面を光が照らしているような、近未来都市の裏路地のような切なさに満ちている、そんな世界です。まっすぐに伸びていくシンセのドローンと背景に組み込まれた様々な音の配置、映像が浮かび上がるような組み合わせは、Mikaさんならではというか、いつも素晴らしいなって思います。

B面はクローズした空間に鳴り響く電子音のゆらめき。ところどころに小さなノイズのゆらぎがある瞬間だったり、こちらは地下に内にこもった世界です。こういう雰囲気もMikaさんの作品の素敵な部分だと思います。


コンスタントにリリースを重ねているseconds recordsですが、11月にも控えています!これが今年最後になるのかな。

今回の作品もすごく素敵でした。merci Mika-san all the time!